みなさんは、これまでの人生で後悔したことはありますか？
あのときああすればよかった。
あのとき違う道を選んでいたら…。
誰もが多かれ少なかれ、そんな経験をしたことがあるかと思います。
特に私は、大学卒業後５年間引きこもっていたので、今でもふと、
もう少し早く社会復帰できなかったのかな…
５年間は長すぎたな…
と、思ってしまうことがあります。
２０代の貴重な時間を引きこもりに費やしてしまった…と思ってしまうんですね。
それでも最近は、そんな自分の過去も必要な経験だったと前向きに考え、
…無駄に過ごした時間って、むしろ自分の財産になるんじゃない？
と思えるようになりました。
そこで今回は、そんな私が考える人生を無駄に過ごした後悔をなくす方法をご紹介します。
という方、必見です。
後悔ばかりの過去を、ポジティブに変換していきましょう♪
人生を無駄に過ごしてしまったと思うとき
そもそも人は、どういったときに人生を無駄にしてしまったと思うんでしょうか。
後悔には、主に２つあります。
それは
- やってしまったという後悔
- やっておけばよかったという後悔
です。
以下で、それぞれ見ていきます。
やってしまった後悔とは
やってしまった、してしまった後悔とはどういったものでしょうか。
なんだか、いろいろと思い当たることがあります…。
例えば、
- ストレスのあまり散財してしまいお金が無くなった
- ブラック企業に無理して勤務し続けて体調を崩した
- 自信のなさからマウントを取ってしまい友達と疎遠になった
- よかれと思って世話を焼いていたら疎まれて孤立してしまった
などなど、人生のいろいろな場面で、やってしまったことに後悔することがあります。
あの時の自分は未熟だったな…と思い、後悔してしまうんですよね。
やらなかった後悔とは
また、行動に起こさなかったことに対して後悔することもあります。
例えば…
- 学生時代に勉強をしてこなかった
- 夢があったのに諦めた
- 好きな人に告白できなかった
- 勇気が出なくて新しいことにチャレンジできなかった
などなど、やらなかったことに対して後悔してしまうこともあります。
冷静に考えるとどうしようもなかったなと思えるのですが、それでもやっぱり後悔してしまうんですよね。
人生を無駄に過ごしたと感じたときの心理
では、人生を無駄に過ごしたと感じたときに、人はどういった心境になるのでしょうか。
それがこちら。
- 虚しい
- 自己嫌悪に陥る
- 自信をなくす
- 人の評価が気になる
- やる気がでなくなる
なんだかネガティブなワードが並んでますね。一つずつ見ていきます。
虚しい
私たちは過去について後悔するとき、とても虚しい気持ちになります。
なんだか自分がからっぽのように思えて、どうしようもない気持ちになるんですね。
あの時間はいったいなんだったんだろう…。
もしくは、
もしやっていたらどうしていたんだろう…。
と、考えてもしょうがないことをぐるぐると考えてしまい、虚しい気持ちになってしまいます。
まるで、砂漠の中に一人置いていかれたような気持ちになってしまうんですね。
自己嫌悪に陥る
また、過去について後悔するとき、自己嫌悪に陥ってしまいます。
なんで自分はあんなことしてしまったんだろう…。
もしくは
なんで自分はできなかったんだろう…。
と、思ってしまうんですよね。そして、
過ぎたことをいつまでも考え続け、自分を責め続けてしまいます。
私たちは後悔するとき、ついつい自分のことを責めてしまいがちなんです。
自信をなくす
また、過去に対して後悔することで、自信をなくしてしまいます。
そのときの自分の判断は正しかったのか自分が信じられなくなってしまい、
自信を失ってしまうんです。
自分がしたことを後悔してしまうので、自分に疑問を持ってしまうんですね。
人の評価が気になる
また、過去に対して後悔していると、
これって人からどう思われるんだろう…
と気になってしまうことがあります。
やったことが結果として失敗に終わってしまったり、逆にできなくて成果が残らないと、
まわりの人から、“あの人何やってるの？”と否定的に思われてしまうのでは…
と不安に思ってしまいます。
自信も失っているので、余計に人の評価が気になってしまうんですね。
やる気がでなくなる
また、過去に悔やむことがあると、やる気が出なくなってしまいます。
というのも、燃え尽き症候群のようになり、
何か新しいことをしよう！
という意欲がわかなくなってしまいます。
過去にとらわれて、未来に目を中々目を向けることができないんですね。
人生を無駄に過ごした後悔をなくす方法
ここからは、
人生を無駄に過ごしてきてしまった…。いったいどうすればいいの？
とお悩みの方に、人生を無駄に過ごした後悔をなくす方法をご紹介します。
その方法がこちら。
- 無駄の定義を見直す
- 才能や武器にする
- 本当の自分に気づく
- 今を全力で楽しむ
一つずつ見ていきます♪
無駄の定義を見直す
そもそも無駄とは、辞書によると、
１ 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。
weblio辞書より引用
とあります。
要するに、無駄なこと＝役に立たないこと、といえます。
無駄な時間を過ごしてしまった…
ということは、結果として
役に立たない時間を過ごしてきてしまった…
ということと同じ意味になります。
しかし、果たして本当に役に立たない時間だったのでしょうか？
私は、人生において無駄な時間は存在しないと思っています。
無駄だったなと感じるその時間があったからこそ、
今度は後悔のないように生きよう
と人は思います。
後悔するような経験を通して、人はさまざまなことを学ぶんですね。
才能や武器にする
また、無駄に過ごしたなと後悔する期間は、実は武器になります。
え？後悔しているのに武器になるってどういこと？
と思われるかもしれませんが、私たちは後悔した経験から、
同じような経験をした人のつらさや痛みがわかります。
挫折や失敗を経験した分だけ、人の痛みがわかり、人に寄り添えるようになるのです。
そして、人の痛みがわかり、人に寄り添えるというのは才能であり、その人の武器になります。
私の場合だと大学卒業後５年間引きこもっていましたが、その経験から、
同じように引きこもっていた人の気持ちがわかります。
無職でいることのつらさも身に染みて経験してきたので、仕事が見つからないと悩む人の気持ちも、痛いほどわかります。
そしてその経験から、このブログを立ち上げ今に至ります。
物事には必ず二つの面が存在します。闇があればその光の面もあるということですね。
本当の自分に気づく
また、これまでの人生において無駄だったなと思うものを書き出してみます。
例えば、
- ゲームにハマって課金しまくっていた
- 二次元やアイドルに青春を捧げた
- ブラック企業に長くいすぎた
- 家族の問題に長年悩まされてきた
などなど、いろいろな後悔があると思います。
まずは、自分の後悔を一度ぜんぶ書き出してみます。
そして、それぞれの行動には理由があったのだと肯定します。
例えば上記で紹介した例だと、
→暇だった、ストレスがあった
→その人のことが本当に好きだった
→転職できるか不安だった
→家族から愛されたかった
と、後悔していることの裏に、本当の自分が望んでいたことや感じていたことあった、ということがわかります。
そのため、無駄に過ごしたなと思うことを書き出しそれを肯定することで、
本当の自分に気づくことができ、自己理解を深めることができます。
本当にしたかったことに気づくことで、自分の人生をありのまま認めることができるんです。
今を全力で楽しむ
また、今を全力で楽しむことで過去の後悔をなくすこともできます。
“終わりよければすべてよし”という言葉のように、たとえまわり道をしたとしても、
最終的にゴールにたどりつけばいいのです。
今、楽しくで幸せでいられれば、過去に起きたこともすべて必要だったと思えます。
そもそも過去に後悔した経験のある人は、時間がどれだけ貴重か知っているので、
後悔のないように生きよう！
と思えますし、今を楽しむ能力が高いと言えます。
いわば、後悔した経験を持つ人は今を全力で楽しむのが上手な人たちと言えるんですね。
２０代を無駄にしてしまったと後悔したとき
この記事を読んでいる方の中には、
若くて無限の可能性に満ちた２０代を無駄に過ごしてしまった…
と後悔してしまう人もいるかもしれません。
私自身大学を卒業して５年間引きこもっていたので、社会復帰したときは３０直前でした。
なので、２０代のほとんどを無駄にしてしまった…と思うときもあります。
もっと遊んだりチャレンジしたり、２０代の時しかできないことをしたかったな…と思ったり。
しかし、過ぎてしまったことは元には戻りません。
なによりも、当時の自分にとっては必要な時間だったと思っています。
もちろん、無駄に過ごしてしまったと後悔しないに越したことはありません。
２０代は特に、気力・体力ともに無限の可能性を秘めた年代でもあります。
しかし大事なのは、起きたことに対して悔やむのではなく、
これから自分はどうしていきたいか、どうしていけるのかという方に意識を向けるということです。
無駄だったなと悔やむ日々も、いつか必ず活かせるときが来ます。
今があるのはあの時のおかげなんだな…。
と実感できるときが、必ず来ます。
３０代、４０代、５０代とあなたの可能性はまだまだ無限大です。自分の可能性を信じて前を向いていきましょう！
人生に後悔はつきもの！見方を変えれば武器になる
これまでをまとめます。
人生を無駄に過ごした後悔をなくす方法として、
- 無駄の定義を見直す
- 才能や武器にする
- 本当の自分に気づく
- 今を全力で楽しむ
以上の４つをご紹介しました。
誰だって、できれば後悔のない人生を歩みたいですよね。
なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだろう…。
というような経験は、誰だって避けたいはずです。
もちろん、失ってしまった時間やお金が返ってくることはありませんが、
その経験を、自分の武器にすることはできます。
また、ブログなどに記事を書き他の人にシェアすることで、同じような悩みを持つ人を勇気づけることもできます。
勉強でも、得意な人から教わるよりも、苦手を克服した人から教わったほうがわかりやすく説得力がありますよね。
同じように、似たような経験をした人でしか言えないこと、相手の心に響かないことがあります。
あなたの挫折や失敗は、いいかえればあなたの魅力になるのです。
失敗だなと思った経験も、立派な財産になります。胸をはって堂々と生きましょう！
ここまでお読みいただき、ありがとうございました(^^♪
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