資格をとるぞ!
志望校目指してがんばるぞ!
そう思い立って勉強を始めるも、なかなかやる気が出ないときはありませんか?
机に向かっていざ勉強しよう!と思っても、
気がついたらスマホをいじっている自分がいる…。
実に謎で不思議な現象です…。
もちろん、勉強したいんですよ。したいんです。
けれど、どうもやる気が出ないのです。
いったい、どうして~!?どうして~!?どうして~!?byエコー
特にHSPさんは、普段からいろいろな刺激にかこまれ、勉強に集中することが苦手な傾向があります。
そんな中で、
と、疑問のHSPさんもいるかと思います。
ということで今回は、そんなHSPさん向けに、
勉強しなきゃいけないのにやる気が出ないときに試してほしい対処法6つをご紹介します。
HSPの特性に合った勉強法を正しく理解して、楽しく勉強してきましょう♪
HSPが勉強できないと思ってしまう理由
HSPさんの中には、勉強に対して苦手意識を持つ方もいるのではないでしょうか。
そんな苦手意識を持つ方の特徴が、こちら。
- 覚えるのに時間がかかる
- 深く狭く勉強してしまう
- 集中し続けることが難しい
- できない自分を責めてしまう
- 将来をネガティブに考えがち
一つ一つ見ていきます。
覚えるのに時間がかかる
HSPさんは、覚えるのに時間がかかる傾向があります。
なぜかというと、細かいところまでいちいち気になってしまうからです。
物事を深くじっくり味わう傾向があるHSPさん。
勉強もただ暗記をするのではなく、その背景や成り立ちなどにも興味を持ち深掘りしてしまうので、
その情報量に圧倒され、かえって勉強が進まなくなってしまうことがあるのです。
気になることが多すぎて、かえって頭に入ってこなくなってしまうんですね。
深く狭く勉強してしまう
前述の通り、HSPさんは深く狭く勉強する傾向があります。
しかし、一つ一つの事柄を丁寧に勉強できるのはいいのですが、
勉強の進みが遅くなってしまい、試験範囲のすべてを勉強できなくなってしまうことがあります。
また、深く狭く勉強した結果、体力を消耗してしまい疲れてしまうので、
ますます勉強が進まず、試験範囲が終わらせられないという事態に陥ってしまいます。
HSPさんは勉強において、時間・体力ともにかなり消費してしまいがちなんですね。
集中し続けることが難しい
HSPさんは、集中力が切れやすいです。
というのも、HSPさんは勉強中にいろいろなことが気になってしまい気が散りやすいです。
それはなにも勉強の単元だけではなく、
- 音
- 匂い
- 明るい・暗い
- 寒い・暑い
といった外部の環境からの刺激によって、集中力が途切れてしまうこともあります。
たくさんの刺激をキャッチしてしまうHSPさんならではの悩みです…。
できない自分を責めてしまう
普段から自分にあまり自信が持てないHSPさんは、
勉強がうまくいかないと、自分を責めてしまいがちです。
勉強したのに忘れてる…。
できたと思ったのに解けなかった…。
と、いちいち落ち込んでしまうんですね。
いちいち深刻に受け止めてしまうのも、HSPさんの特徴なんです…。
将来をネガティブに考えがち
HSPさんは、勉強する上で将来をネガティブにとらえがちです。
志望校に受からないと…。
何が何でもこの資格を取らないと…。
と考え勉強するのですが、勉強が思ったようにうまくいかないと、
もうダメかも…。
受からなかったらどうしよう…。
と、ついついネガティブに考えてしまいがちです。
HSPさんは想像力が豊かで真面目だからこそ、将来を悲観的にとらえてしまうことがあるんですね。
勉強したくない!HSPが勉強で抱えるストレスとは
次に、勉強したくないときにどんなストレスを感じるのかご紹介します。
- 自己嫌悪に陥る
- 自己否定してしまう
- 勉強が嫌いになる
こちらも一つずつ見ていきます。
自己嫌悪に陥る
勉強しなきゃいけないのにやる気が起きない…。
そんなときは、自己嫌悪に陥りがちです。
なんて自分はダメな人間なんだろう…
なんて自分は怠けものなんだろう…
と、自分がイヤになってしまうんですね。
ただでさえ、普段から自己肯定感が低い傾向にあるHSPさんなのに、
勉強できないことで、ますます自信を失ってしまいます。
そんな自分自身に、嫌悪感を抱いてしまうんですね。
自己否定してしまう
勉強できない状態が続くと、自分で自分を否定してしまいがちです。
勉強すること=いいこと
勉強できないこと=悪いこと
という方程式が頭の中にあればあるほど、
勉強できない自分=悪い自分
と思い、自分を否定してしまうんですよね。
勉強することは、“優秀な人”や“できる人”といったイメージがあるので、
勉強できない自分が、どうしてもダメな人間に思えるのです。
勉強できない自分が、“できの悪い人間”に思えてしまいます。
勉強が嫌いになる
勉強しなきゃと思っているのに勉強できないでいると、勉強がますます嫌いになってしまいます。
の負のループにハマってしまうんですね。
そのうち、勉強=イヤなもの、自分が否定されるもの
という認識ができてしまい、勉強すること自体が嫌になってしまいます。
最終的に、勉強が嫌いになってしまうんですね。
HSPさん向け勉強のやる気がでないときの対処法
ここからは、
勉強したいのにできない!どうすればいいの!?
とお悩みのHSPさんに、試してほしい対処法6つをご紹介します。
それがこちら。
- 勉強のイメージを変える
- 難しい問題はできなくていい
- できた問題を重点的に解く
- メリハリをしっかりつける
- 目標に縛られない
- 自分を責めない
勉強のイメージを変える
HSPのみなさんは、
と、思っていませんか?
勉強のイメージって、どうしてもイスにすわってやるイメージですよね。
しかし、当然ですがそれだけが勉強ではありません。
1分でも5分でも、どんな形であっても、勉強は勉強です。
寝っ転がっていても、電車の中でも、どんな状態だって集中すれば、それは勉強になるのです。
勉強には、時間や場所はあまり関係なく、どれだけ集中して取り組めたかが重要になります。
そう考えると、かなり勉強のハードルが下がります。
そして、どんなに短時間でも勉強だと思えると、気持ちがだいぶラクになり、結果的に勉強しやすくなるんです。
勉強は“量より質”が大事なんですね。
難しい問題はできなくていい
難しい問題に出くわし、やる気が起きなくなってしまうときは、
できなくていい!
と、自分に言い聞かせます。
誰だって最初のうちはできません。難しい問題はできなくていいのです。
そして、解説を見ながら解いていきます。
そんなことしたら頭に入らないんじゃないの?
それは勉強にはならないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、難しい問題はどうしてもモチベーションが下がってしまいます。
それよりも、まずは正答や解説をじっくり読んで難しい問題に慣れるほうが、
最終的に理解力が高まり頭に入りやすいのです。
難しい問題はできなくていい!と、開き直ることが大切なんです。
できた問題を重点的に解く
また、できた問題を重点的に解くことで、自信がつきます。
できた問題ばかりやっても、勉強って言わないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、勉強において大事なのは、まずなによりも自信をつけることです。
この問題知ってる!
この問題なら得意♪
と思えれば思えるほど、勉強は楽しくなっていきます。
まずは、できた問題をくりかえし重点的に解くことで、自分に自信をつけていくことが大切なんです。
小さなことの積み重ねが、自信や楽しさにつながっていくんですね。
メリハリをしっかりつける
勉強をするときは、メリハリをしっかりつけることが大事になります。
ある程度の時間をかけて勉強したのに、ぜんぜん頭に入ってこない…。
問題文をいくら読んでも、頭がボーっとしていつものように理解できない…。
そんなときは、頭が勉強する態勢になっていないときです。
勉強しようと思っても、疲れていたりストレスを抱えていたりすると、
どうしても勉強に集中することができなくなってしまいます。
そういうときは、スパッと
今日は勉強しない!
と決めてしまいます。
いくら勉強しようとしても、日によっては効率が悪くかえって逆効果になってしまいます。
勉強をやる時とやらない時で、メリハリをきっちりつける。
特にHSPさんは、真面目で自分に厳しくなってしまうことがあるので、
これが大事になってきます。
『今日は勉強しなくていい』と自分に許可を出してあげることも必要なんですね。
目標に縛られない
テストや試験が迫ってくると、どうしても不安になってしまいます。
予定していた範囲まで勉強が進んでいない…!!
と、目標どおりに勉強が進んでいないことに、焦りを感じてしまうこともあります。
しかし、目標を持つことは大事ですが、あまりにもそれに縛られすぎると、
かえって勉強が進まなくなってしまいます。
目標通りに勉強が進んでいなくても、まぁいっか♪と自分に対して寛容でいることが大事なんです。
目標に届かなかったとしても、それはそれとしておおらかに考える必要があるんですね。
自分を責めない
勉強しなきゃいけないのにやる気が出ない、集中できない、
そんなときは、まず自分を責めないということがポイントです。
勉強のやる気が起きないのは、必ず理由があります。
疲れていたり、余裕がなかったり、勉強内容が難しかったり…
その背景にあるものはさまざまです。
それを一緒くたにして、
勉強できない自分が悪い。
勉強しないといけないのだ。
と決めつけてしまうのは、危険です。
勉強したくないときは、無理にする必要はありません。
自分を責める必要もありません。
まずは、自分の気持ちを優先していいのです。
おおらかな気持ちでいれば、自然と勉強したい気持ちが沸き上がってきます。
結論①HSPは勉強できないわけじゃない
私が結論としてお伝えしたいのは、HSPは勉強ができないわけじゃないということです。
ただHSPさんは、気が散ってしまったり、気になることが多くてなかなか頭に入らなかったりと、
HSPの気質ゆえに、他の人と比べてなかなか勉強に集中できない傾向があるかと思います。
しかし、HSPだからこそ、
といった傾向もあり、それが勉強する上での“強み”になるんです。
HSPだからこそ、勉強に向いているともいえるんですね。
結論②“勉強したくない”は甘えじゃない
勉強しなくちゃいけない状況だと、誰だってストレスを感じますよね。
そこで、
勉強したくないと思ってしまうことって甘えなのかな…。
と、不安に思ってしまいますが、勉強したくないと思うことは決して甘えではありません。
楽しくないことは、誰だってやりたくなくて当然です。
ご紹介した通り、勉強したくないときは勉強へのアプローチの方法を考える必要があります。
ダラダラしながらでも、勉強はできます。
1日5分でも、勉強は勉強です。
勉強が思った通りに進まなくても、全然大丈夫です。
得意な問題から解いて自信をつけましょう。
気分が乗らないときは、無理して勉強せずに休みましょう。
何よりも、勉強できない、やる気が起きない自分を責めないことです。
勉強したくないは甘えじゃありません!ぜひ、自分に合った勉強方法を見つめ直してみて下さい。
【まとめ】勉強のやる気が起きないのは当たり前!ゆっくりでいい
勉強のやる気が起きない時の対処法をまとめます。
- 勉強のイメージを変える
- 難しい問題はできなくていい
- できた問題を重点的に解く
- メリハリをしっかりつける
- 目標に縛られない
- 自分を責めない
勉強が思ったようにできないと、気分が下がってしまいますよね。
自分がひどく怠けもののように思えてしまうし、
自分がイヤになってしまいます。
けれど、究極的なことを言ってしまえば、勉強できなくてもいいのです。
むしろそれが人間というものです。
その上で、まずは1分でも2分でもいいので、問題を解いてみて下さい。
そして、それができたら自分を思いっきり褒めて下さい。
え~!何時間も勉強している人もいるのに、そんなことで自分を褒めてもいいの?
と思われたかもしれませんが、いいんです。
勉強するだけでもエラいのです。
勉強するということは、いいかえるならばもっと成長しようとしているということです。
そしてそれは、とても素晴らしいことなのです。
何かの目標に向かって勉強している人は、向上心があるということなのです。
どうか、そんな自分を誇りに思って下さい!
このページにたどりついたあなたならきっと大丈夫!あなたの勉強を、応援しています🍀
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