オーガスタの葉っぱが開かない!しかも、なんだか全体的に元気がない!
約3、4年前にダイソーにて100円で購入したオーガスタ。
ほんの少し前まで順調に育ってきていたのに、
気がつくと新芽が全く開かず、しかも葉っぱが重すぎて茎が折れ、支柱で支えがないと倒れてしまう事態に…。
そこで今回は、そんなオーガスタの元気がないときの対策や、育てる上での注意点などをまとめてみました。
オーガスタでお悩みの方、必見です!
- 育てているオーガスタの元気がない
- オーガスタの葉が丸まったりしわしわになってしまう
オーガスタとは?ストレリチアとの違い
そもそもオーガスタとは、どんな植物なのでしょうか。
出展:写真AC
オーガスタは、バナナの葉のような葉がトロピカルなイメージで丈夫で枯れにくく育てやすく人気のある観葉植物です。
オーガスタは、部屋をおしゃれな空間に演出してくれる観葉植物として人気のようです。
うちのオーガスタは、約3、4年前に母がダイソーで購入したもので、もともとはミニ観葉植物でした。
それが、だんだんと成長し、6号鉢サイズまで成長するも、気がつくと新芽が開かない状態になっていました。
ささっていたネームプレートには、“ストレリチア”と書かれています。
調べると、うちにあるオーガスタは正式にはストレリチア・ニコライといい、
一般にストレリチアと呼ばれているものは、ストレリチア・レギネという別の種類の植物だそう。
ストレリチア・レギネの方は、もう少し葉っぱが細く、鮮やかなお花を咲かせる別の植物でした。
(※詳しい違いは下記のリンクをどうぞ↓)
一般的には、オーガスタが葉っぱが大きく、ストレリチアは葉っぱが細く鮮やかな花を咲かせるという違いがあるようです。
ということで…
※ネームプレート訂正案↑ストレリチア×→ストレリチア・ニコライ/オーガスタ〇
ダイソーさん、オーガスタの名前がややこしいので、今度からこんな感じでの明記をお願いします(笑)
オーガスタの葉っぱを開いてから復活するまでの記録
ここからは、葉っぱを開いてから新芽を発見するまでの4か月間の記録をご紹介します。
- 葉っぱを開いてみた【2021年9月】
- 根腐れ発覚【翌月】
- 新芽を発見【4カ月後】
オーガスタの葉っぱを開いてみた【2021年9月】
いつまでたっても葉っぱが開かないことに気がついた2021年の9月、思いきって手で開いてみることに。
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葉っぱはびっちりと巻かれていましたが、爪で端っこをそっとはがし、なんとか開くことができました。
ただ、その後いつまでたっても自力で開くことはありませんでした。
今思えば、葉を支える茎が折れてしまっていたので、葉っぱが自力で開くことは不可能でした…。
もし茎が折れていない状態でしたら、やはり手で葉っぱを開いてあげるのがいいようです。
葉がうまく開かない時には、(中略)らせんに丸まっている反対方向にゆるやかに戻してあげると、葉割れがすくない状態で、新芽を開いてあげることができます。
手で開けるのに抵抗がありましたが、葉っぱが開かないときは手で開けちゃっていいんですね。
オーガスタの根腐れ発覚【翌月】
オーガスタの新しい葉っぱを開いたのに、ぜんぜん広がらない事態に直面した私。
次の月になっても、葉っぱが自動的に開くことはありませんでした。
なかなか葉っぱが開いてこない…。
なんだか他の葉っぱも丸まったりしわしわになっている…。
心配になって色々と調べた結果、どうやら土の中でなんらかの問題が起き、うまく育っていないことがわかりました。
さっそく根を取り出してみると…
!!!!Σ( ̄□ ̄|||)
根っこの部分がほとんどなく、根腐れを起こしている状態でした。
そりゃ葉っぱは開かないし、丸まったりしわしわになるな…と思いました…。
急いで水はけのよい赤玉土を観葉植物専用土にブレンドし、植え替えました。
植え替え直後の写真↑
オーガスタの新芽を発見【4カ月後】
葉っぱが開かない状態から4カ月後、どうなったかというと…
ジャーン!!
葉っぱが大きくなり、なんと、新芽が出てきました!
実は、少し前まで無理やり開いた葉っぱを支柱で支え、枯れた下の葉も残していたのですが…
新芽が折れてしまった場合には、そのままにしておいても、元のようにピンと上に立ったりはしませんので、カットするようにします。
とあったので、思い切ってばっさりと切ることにしました。
→ → →
こんな感じで変遷していきました。
植え替えてから茎がすごく伸び、葉っぱも丸まっていたのが開いてきました。
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→
また葉の色も、心なしかくすんでいたのが、鮮やかになった気がします!
思い当たるオーガスタ根腐れの原因
今回の経験で色々調べるうちに、根腐れや、葉っぱが丸くしわしわになってしまったのは、
水のやりすぎや日光不足が原因だとわかりました。
水のやりすぎ
それまで世話をしていた母によると、やはり“水やりの頻度が多かったかもしれない”とのことでした。
調べてみると、オーガスタは特に乾燥に強い特徴があり、根腐れしやすい植物でした。
オーガスタは乾燥に強く、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。
なので、自分の部屋に引き取ったあとは、土が乾いたなと思ってもそこからしばらく観察し、
完全に土が乾ききってから水をあげるようにしていました。
とくに冬は気温が低く成長もゆっくりになるので、なおのこと水やりの間隔に注意したほうがよさそうです。
日光不足
途中から大きくなったオーガスタは、窓から少し離れた場所に置かれていました。
そのせいか、葉っぱがまるくなっていたり、しわしわになっていたりして元気が無くなってしまっていました。
葉が丸まる原因としては、急に置き場所を変えた場合や強い日光に当てすぎた場合、また水不足や強風に当てたことなどでしょう。 オーガスタの剪定方法と正しい育て方 by HitoHanaNoteより引用
また、新芽がうまく育たなかったり、葉っぱがキレイに広がらないのも、日光が影響しているようです。
くるくると丸まって出てくるオーガスタの新芽は自然と開きますが、日照不足だと上手く開かず途中から破れてしまったりします。 オーガスタの剪定方法と正しい育て方 by HitoHanaNoteより引用
我が家のオーガスタの不調も、この日光不足が原因だったように思います。
おまけ:オーガスタの新芽の葉焼けに注意!
おまけの注意点として、開いた新芽の色素が薄かったのでたくさん日光に当ててあげようと、
開いた直後から意識して窓際に置いていたら、葉焼けを起こしてしまいました。
今回は茎がすでに折れていたので、葉焼けした芽の根元から切る形になりましたが、
開いたばかりの葉は、レースのカーテン越しでもあまり日光に当てないほうがいいということがわかりました。
葉っぱが黄緑のうちは、あまり日光に当てないことが大事だとわかりました。
まとめ:オーガスタを育てる上でのコツと注意点
オーガスタを育てる上でわかった注意点を、まとめました。
【オーガスタの生育ポイント】
置き場:日の光が大事!窓際のレースのカーテン越しに置く。
水やり:やり過ぎに注意!とくに冬場は表面が乾いたあと、さらに少し経ってからあげる。
オーガスタを育てるコツは…
葉焼けが起きない程度にたくさん日光に当ててあげて、水やりは控えめにあげるのがポイントのようです。
根腐れが発覚した際には根っこの部分がかなり小さかったので、一時はどうなることかと思いましたが、
置き場所と水やりに注意したところ、新芽が生えてくるまでに回復しました。
なので、
- オーガスタの新芽が開かない…
- 葉っぱが丸まってしまう…
- 全体的にしわしわで元気がない…
とお悩みの方は、水やりの方法や置き場を見直してみたり、思い切って土の植え替えを行ってみて下さい。
今回、植え替えの推奨されている時期は春から夏にかけてだったので少し迷いましたが、
結果10月だったにもかかわらず、ちゃんと回復してくれました。
この記事が、少しでもみなさんのお悩み解決に役立てれば、幸いです♪
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