と言われることがあります。
人の感情に敏感で、深く共感したり人の立場に立つことが得意なHSPさん。
しかしそのぶん、自分とは違う意見に対して納得できなかったり、妥協できないことも…。
私自身、なんだか心当たりがあります。
HSPはその性質から、
といった特徴を持ちやすく、強い正義感を抱くことがあります。
しかし、正義感が強すぎるあまりに困ってしまうことも…。
ということで今回は、
HSPが自分の正義感に振り回されない方法4つをご紹介します。
というHSPさんは、ぜひ最後までご覧ください。
自分の中の正義感と上手に付き合う方法をお伝えします♪
なぜHSPは正義感が強いのか
そもそも、なぜHSPは正義感が強いのでしょうか。
主な理由がこちら。
- 共感能力が高い
- 真面目で完璧主義
- 優しい
一つずつ見ていきます。
共感能力が高い
HSPはなんといっても、共感能力が高いです。
そのため、人の問題を自分ごととしてとらえる傾向があります。
人の痛みを自分の痛みとして感じやすく、その結果
それって違くない?
それってどうなの?
といった正義感へとつながりやすい面があるんですね。
共感能力が高いがゆえの、正義感の強さなんですね。
真面目で完璧主義
HSPは真面目で完璧主義の人が多いです。
いろいろなことに気づいたり人の気持ちに敏感な性質から、
曲がったことが許せなかったり、妥協することにネガティブなイメージを持ちがちです。
もっとその人に合った方法があるのでは?
自分のエゴやプライドを優先しているのでは?
などと考え、ときに仕事仲間と意見が合わずにぶつかってしまうことも…。
私自身福祉職時代に、他の職員の対応の仕方にモヤモヤしていたことが多々ありました。
優しい
HSPは基本的に、優しい性格をしています。
共感能力が高く相手の立場になって考えることが多いため、
自然と人を喜ばせようと行動することができます。
その結果、相手の権利を守ろうとして正義感が強くなることがあります。
HSPの正義感の強さは“優しさ”からきているんですね。
HSPが強すぎる正義感に振り回されないために
HSPが強すぎる正義感に振り回されないためには、いったいどうすればいいのでしょうか。
その対処法がこちら。
- 正解は一つではないと知る
- 背負いすぎない
- 自分を許す
- こだわりを手放す
こちらも一つずつ見ていきます♪
正解は一つではないと知る
HSPはその正義感の強さから、ついつい自分が思う正解を押し通そうとしてしまうことがあります。
しかし、世の中に存在する正解は一つではありません。
自分が客観的に見て正解だなと思えることであっても、
他の人にとっては、違うやり方や考え方の方が正解になることもあります。
そのために、まずは
自分にとっての正解は、必ずしも他の人にとっては正解じゃないんだな
と考えることが重要になります。
自分が思う正解に“こだわりすぎない”ことが大切なんですね。
背負いすぎない
HSPは共感能力の高さから、相手の問題を自分の問題のように受け取り、
必要以上に背負いすぎてしまうことがあります。
ときには、
自分がなんとかしてあげなければ…
自分だけが解決できるんだから…
と考え、他人の悩みや困りごとを解決してあげようとしてしまうことがあります。
しかし、人間が背負えるのは自分の荷物のみなんですね。
大切なのは、背負いすぎないこと。
そして、相手との境界線を踏み越えないこと。
相手のためになんとかしてあげたいと思っても、必要以上に引き受けないことが重要なんです。
正義感が強いのはいいことですが、背負い込んでしまうことのないようにする必要があるんですね。
自分を許す
自分を許すことも、正義感が強いHSPには大切です。
強すぎる正義感の裏には、罪悪感や不足感が隠れていることがあります。
というのも、HSPはその性質から自己肯定感が低くなりがちで、
自分は人より劣っている
自分は努力しないと愛されない
といったネガティブな考えを持ってしまっていることがあります。
そういった罪悪感や不足感が反動となって、正義感が強くなってしまうんですね。
なのでまずは、ダメな自分もできない自分も許してあげること。
自分の中の傷やトラウマに気づいて癒してあげることで、強すぎる正義感を手放すことができるんですね。
こだわりを手放す
HSPはさまざまな刺激に弱い性質があるため、人一倍こだわりを持つことがあります。
自分が快適に過ごせるようなルーティーンができあがっていたり、
それまで生きてきた中で確立された“マイルール”や“常識”のようなものがあります。
もちろんこだわりを持つことは悪いことではありません。
しかしそのこだわりに固執しすぎてしまうと、
かえって視野が狭くなったり、まわりから孤立してしまうことにつながります。
自分なりのこだわりを持ちつつ、時と場合によっては柔軟に対応できるしなやかさを持つ必要があるんですね。
正義感が強いのは悪いことじゃない!上手に付き合っていこう
ここまで、HSPと強すぎる正義感について紹介してきました。
HSPが正義感が強くなってしまう理由として…
- 共感能力が高い
- 真面目で完璧主義
- 優しい
HSPが強い正義感に振り回されないための対処法として…
- 正解は一つではないと知る
- 背負いすぎない
- 自分を許す
- こだわりを手放す
ここで、大事なことを言います。
正義感が強いことは、悪いことではありません。
正義のヒーローだって、正義感が強いからこそカッコよく見え、憧れの対象になります。
正義感が強いことは、本来は立派な長所なんですね。
ただ、その正義感が強すぎるがあまりにまわりが見えなくなり、HSPの長所である
- 繊細さ
- 細やかさ
- しなやかな強さ
などが発揮できなくなるのは、非常にもったいないことです。
なにより自分の中の正義感に振り回され、自分らしく生きることができなくなってしまいます。
そんな事態は避けたい!
強すぎる正義感を持たなくても、HSPはありのままで幸せに暮らすことができます。
不必要な正義感は手放しつつも、正義感の強い自分もまるごと受け止め肯定していきましょう。
正義感が強い自分を肯定しつつ、振り回されることのないようにうまく活用していきましょう♪
この記事が少しでもお役に立てば幸いです🍀
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