あなたは、面接中に
この会社、なんか違うな…
と思ったことはないでしょうか。
うまく言えないけれど、なんか違和感がある…
と感じ、迷った挙句に辞退の申し込みをする。
そして後から、
あれでよかったのかな…。
と、後悔はしないまでも、自分の直感にイマイチ自信を持てずにもやもやした時間を過ごしてしまう…。
私はそんな経験が山ほどありますー。
私はこれまで、転職を3回経験しました。
そんな中で、面接で違和感を持った会社は迷わず辞退をしてきました。
当時は辞退した判断に自信が持てませんでしたが、今となってはまったく後悔していません。
今では、危険な道を回避してこれた…と思っております。
特に、職場環境に仕事の出来がかなり左右されるHSPは、
なおさら職場選びに慎重になる必要があります。
ということで、今回は面接での違和感を大事にすべき理由をご紹介します。
とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
面接で感じたモヤモヤをスッキリさせることができますよ。
私の面接中に違和感を持った体験談4つ
まずは、私が面接中に違和感を持った体験談をご紹介します。
それがこちら。
- 体験談①面接に遅れてくる
- 体験談②話がかみ合わない
- 体験談③求人内容と違う
- 体験談④どことなく嫌味っぽい
それぞれご紹介していきます。
直感で合わないと思った面接その①
私は過去に、面接時間に遅刻してくる面接官に出会いました。
面接場所はまだ開設していない事業所だったため、
遅刻する理由もわからないでもなかったのですが、
遅れてきたことの説明や謝罪などは一切ありませんでした。
もうすでにこの段階で、正直“ナシよりのナシ”でした…。
その他にも、
- 話がかみ合わない
- やんわり断っているのに引き下がらない
といったことがあり、私はここで働くのは難しいと判断し、その場で応募を辞退しました。
直感で合わないと思った面接その②
これまた、新しい福祉事業所での支援員に応募したときのこと。
面接官は始終だるそうにしていて、とても印象が悪かったです。
質問も歯切れが悪く沈黙が続いてしまったりと、なんとも重苦しい空気が漂っていました。
あれ?この会社…職員募集してるよね??
と疑問に思ってしまうほど、なんとも停滞した面接でした。
しまいには、面接官の話したことを自分なりに解釈して答えると、
“そうとは言ってない”と否定されてしまい、混乱してしまいました。
次第に不安が募っていき、ここで働くのは無理だと思った私はその場で辞退を申し込みました。
直感で合わないと思った面接その③
つづいて、児童福祉の支援員の面接にいったとき。
立派な施設で、ハキハキとした印象の男性の面接官でしたが、
まず、求人に乗っている始業時間よりも早く出社しなければならないことが判明し、
聞いていたことと違うぞ…?
と思っていたところ、その面接官がスポーツ経験者でスポーツ好きらしく、
何かスポーツはやっていましたか?
との質問が。
“はい。”と答えると、
スポーツをやっている人は、やっていない人に比べて好印象なんですよね。
というようなことを言われました。
スポーツをやっておいてよかったなと思った反面、まるで
“うちは体育会系で上下関係を重んじますよ”
と言われているような気になり、なんとも窮屈な印象を持ってしまいました。
また、スポーツが得意な人しか評価しないような姿勢に、なんとも違和感を持ってしまったんですね。
そして、他にもいくつか気になる点があり、次の日辞退の連絡を入れました。
連絡をするときはものすごく緊張しましたが、結果的に辞退してよかったと思っています。
直感で合わないと思った面接その④
また別の児童福祉の支援員で、面接をしたときのこと。
その女性の面接官の印象は悪くはありませんでした。
ただ、言葉の端々に嫌味っぽいニュアンスがあり、なんとも言えない違和感があったんです。
しかし、
別にイヤなことを直接言われたわけじゃないし、そこまで気にすることでもないかな…。
と思った私は、内定をいただきそこで働くことを決めました。
しかし入社してから、その面接官には押しが強くワンマンなところがあり、
まわりの職員からあまりよく思われていないことがわかりました。
陰でいろいろと言われていてなんとも風通しが悪く、働きづらかったです。
面接での直感は当たるんだと、しみじみ思った出来事でした。
面接で合わないなと思ったときの対処法
次に、面接で合わないなと思ったときの対処法をご紹介します。
それがこちら。
- 辞退の理由は人それぞれでいい
- 見極めるポイントを明確にする
- 辞退する理由をきちんと把握する
こちらも、一つずつ解説していきます。
辞退の理由は人それぞれでいい
まず前提として、面接での“なんか違うな”は人それぞれ違います。
エン・ジャパン株式会社のアンケートによると、辞退の決め手となった理由にはこんなものもあります。
●面接官の服装が清潔感のない様子で入社後に気になると判断した。(20代 / 女性 / 事務関連職)
●面接中、面接官がスマホを触ってメールを確認していた。(30代 / 男性 / IT関連職)
●面接で待っている間に社内を見ると、整理整頓がされておらず、床に色々な荷物が散乱していた。(20代 / 男性 / クリエイティブ・マスコミ関連職)
●最終面接の面接官だった役職者の質問をする態度や内容が人をバカにするような言動だった。内定をいただいてもこの人のもとで仕事をしたいと感じられなかった。(20代 / 男性 / 事務関連職)
転職希望者の7割が選考辞退を経験。なぜ選考辞退は起きるのか?―人事担当者向け 中途採用支援サイト『エン 人事のミカタ』アンケート―より引用
辞退の理由は人それぞれです。そして、それでいいのです。
こんな理由で違和感を持つのっておかしい?
このくらい許容範囲なのかな?
と感じる必要はありません。
大事なのは、あなたがどう感じるかということなのです。
自分の基準に従って行動していいんです。
面接で見極めるポイントを明確にしておく
短い間の面接でも、そこから見えるものがあります。
そのため、自分の許容範囲を明確にしておく必要があります。
では、面接でどんなポイントを見て行けばいいのでしょうか。
まず、面接官からわかる印象として、“様子”と“話す内容”の2つにわけられます。
面接官の様子とは…
などがあります。
また、面接官の話す内容として
といった点も、ポイントになってきます。
その他にも、職場環境(働いている職員の雰囲気や建物が新しいか古いか)なども、ポイントになります。
ここで大事なのは、面接では自分に合った職場かどうかを見極めるということです。
この、自分に合ったというところがポイントなのです。
そのためには、
この2点が重要になります。
職場が雑然としていると業務に集中できなくてつらいな…。
威圧的な人事のもとでは働きづらい…。
など。
自分の中でのゆずれないものやこだわりを理解し、その理由を明確にしておくことが重要です。
辞退する理由をきちんと把握する
一般的には、面接中に違和感があっても、いったん持ち帰ってから辞退することがよいとされています。
しかし、どうしても面接中での違和感がぬぐえずに、
今すぐ辞退したい…
と思うこともあります。
そんなときは、迷わず辞退していいと私は思っています。
面接中に辞退することは、以下のメリットがあります。
ただし、注意点があります。
それは、あとから後悔しないように自分の中で辞退の理由を明確にすることです。
辞退することが悪いのではなく、はっきりとした原因がわからないままやみくもに辞退をすることがよくないんですね。
合わないなと思った面接で聞いてみて!おすすめの質問
面接で、はっきりと
ここは違うな…。
と思えればいいのですが、“なんか違うな”という違和感だけの場合はどうすればいいでしょうか。
そんなときは、面接で質問をすることをおすすめします!
その質問とは、
応募者に望む要件や資質はどんなものがありますか?
というものです。
そこから、
などがわかります。そこで、
なるほど。そういうポリシーなのね。
採用されたら、その点を気をつけないといけないのね。
そういう人が評価されるのね。
と、応募した会社と自分の考えのすり合わせができるので、違和感の正体がある程度わかることもあります。
面接でモヤモヤしたら、ぜひこの質問をすることをおすすめします。
まとめ:面接での直感は大切にしていこう
本来、面接官と応募者は対等な関係です。
面接は、面接官が一方的に応募者を評価するのではなく、
応募者もまた、面接官を通してその会社の評価をし、働くに値する職場なのか見極めているのです。
なので、当然違和感を持ったらそれを大事にしていいんです。
面接であなたが感じたことは、どれもあなたがキャッチした大事な“情報”です。
確実に自分には合わない“何か”を感じているので、不安になったり違和感があるのです。
なので、どうかその情報を大事にして下さい。
自分を守れるのは自分だけ。うまく合わない会社を回避して、よりよい職場を探していきましょう!
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