HSPは仕事ができない
という話をよく聞きます。
検索候補を見てみても、
“HSP 仕事 つらい”
“HSP 頭の回転が遅い”
といったような言葉が出てきます。
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HSPの自覚がある私自身、なんとも身に覚えが…。
ということで今回は、HSPは仕事が本当にできないのか、私自身の経験談をもとに検証してみました。
また、そこから得た教訓を5つご紹介します。
さっそく結論から言ってしまうと、
ということです。
という方は、その悩みが解消できます。
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HSPの特性を正しく知って、素敵なHSPライフをエンジョイしていきましょう♪
HSPが仕事をする上での特徴【メリット】
まず、HSPが仕事をする上でのメリットとなる特徴を見ていきます。
それがこちら。
- 深く考えて仕事をする
- 完成度が高い
- 向上心がある
- 自分と違う立場の人を思いやれる
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一つずつ見ていきます♪
深く考えて仕事をする
物事を深く処理する特徴のあるHSPは、よく考えて仕事をします。
HSPは、指示されたことに対してどれくらいの基準が求められているのか、
なるべく正確に把握しようとしますし、それに対して全力で応えようとするんです。
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たとえ雑用程度の仕事であっても、きちんと自分の頭で考えて行動しようとするんですね。
完成度が高い
HSPは、与えられた仕事に対する完成度が高いです。
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というのも、HSPはミスや失敗を恐れるため、完璧にこなそうと頑張ることが多いんですね。
また、まわりの人への気配りも自然にできてしまうので、一つ一つの仕事の完成度が高く、
“適当に”とか、“おおざっぱにこなす”、ということがないんです。
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いつでも全力で仕事に取り組めるのが、HSPの特徴であり長所なんですね。
向上心がある
HSPは基本根が真面目で、仕事において手を抜きません。
そして、自分なりにできるところを自ら見つけて取り組んだり、改善しようとします。
HSPは、その繊細気質からイマイチ自信を持ちづらい性質がありますが、
裏を返すと、それだけ自分にはまだできることがあると考えることができると言えます。
そのため、つねに向上心を持って仕事に取り組むことができます。
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HSPさんは、とってもとっても頑張り屋さんなんですね。
自分と違う立場の人を思いやれる
HSPは、自分と違う立場の人を思いやることが得意です。
というのも、HSPは自分自身が人とは違う気質を持つため、
- 子どもや高齢者
- 国籍が違う人
- 職場内で孤立している人
など、自分とは違う立場の人に対して、自然と相手の気持ちを考え行動することができるんです。
“あの人は私とは違う”、と切り離して考えることなく、
相手だったらどう感じるかを想像して仕事ができるのが、HSPならではの良さなんです。
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優しくて思いやりのあるHSPならではなんですね。
HSPが仕事をする上での特徴【デメリット】
それでは次に、HSPが仕事をする上でデメリットとなる特徴を見ていきます。
それがこちら。
- マルチタスクができない
- すぐに仕事を覚えられない
- 刺激が多い環境に疲れてしまう
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こちらも一つずつ見ていきます。
マルチタスクができない
HSPはよく、マルチタスクが苦手と言われています。
一つのことにじっくり集中して取り組むのが得意なHSPですが、
それは裏を返すと、いくつのものことを同時進行でこなすことが苦手とも言えます。
例えば、パソコンでデスクワークをしているときに電話対応を迫られると、ととたんに集中力が途切れていしまいます。
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私は過去に、いつ電話がかかってくるかわからない状況の中で、気が散ってデスクワークになかなか集中することができませんでした。
すぐに仕事を覚えられない
HSPはすぐに仕事を覚えることが苦手です。
これはなにも、HSPが仕事ができないというわけではなく、
なぜその手順を踏む必要があるのか、それによってどんな効果があるのか、HSPはいちいち考えてしまうため、
なかなか頭に入ってこないのです。
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仕事において、“適当に覚える”とか、“なんとなくやってみる”がHSPは苦手なんですね。
刺激が多い環境に疲れてしまう
HSPは、刺激が多い環境で働くと、それだけでどっと疲れてしまうことがあります。
例えば
- 蛍光灯が明るすぎる
- 喫煙者がいて職場がタバコ臭い
- 大型車が通るたびに建物が揺れる
- いつも声がしていて騒がしい
などなど。
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他の人が気にならない程度のことでも、HSPは気質がら気になってしまうんです。
その他にも、
- 室内の風通しが悪い
- ほこりやゴミが溜まっている
- 建物が古い
といった職場環境も、人一倍ストレスを感じてしまいます。
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HSPは刺激や情報が多い職場環境だと、体力を異様に消耗してしまうんですね。
HSPである私がこれまでに経験した仕事での失敗談
私は、これまで主に児童福祉と障がい者福祉に携わってきましたが、
どれも自分の繊細さを思ったように発揮できず、体力を異様に消耗してしまうという経験をしてきました。
例えば児童福祉の仕事では、職員4、5人で50人前後の児童を見ていたのですが、
HSPの気質がら、事故やケガがないかずっと気を張っていたので、
仕事終わりはクタクタになってしまい、週4日勤務が限界でした。
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休みの日は、ひたすら体力回復の時間にあてていました。
またある時、あまりにも疲れすぎて休憩時間に自宅に戻った際に寝てしまい、
戻る時間になっても起きれずに寝過ごしてしまい、遅刻してしまったこともありました。
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児童福祉の現場はマンツーマンの対応ではなかったので、かなり気力・体力を消耗していました。
HSPである私が転職3回で得た教訓5つ
ここで、HSPである私が転職3回で得た教訓を5つご紹介します。
それがこちら。
- 自分を責めない
- 不得意は裏を返せば得意になる
- 自分に合った環境を選ぶ
- 普通の生き方にとらわれない
- 在宅ワークも視野に入れる
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一つずつ見ていきます!
自分を責めない
まず、繊細気質を持つ自分を責めないこと。これが大事になってきます。
HSPは仕事ができないわけではないのです。
ただ、向いていない仕事を選んでしまって、その特性が活かせてないだけなのです。
HSPにはHSPの良さを活かせる仕事があります。それを見つけてあげればいいのです。
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なのでまずは、世間一般的な“普通”の生き方ができない自分を責めないことが大事なんです。
不得意は裏を返せば得意になる
働いていると、ついつい疲れやすかったり、マルチタスクができないなどの、
HSPのマイナスな性質に注目してしまいがちです。
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人はできることよりも、できないことに目が行きがちなんですね。
しかし、不得意なことは得意なことの裏返しでしかないのです。
マルチタスクが苦手ということは、一つの物事にじっくり集中して取り組めるということです。
疲れやすいということは、それだけ他の人が気づかない多くの情報をキャッチしているということです。
何事も、光があれば影があります。
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影の方ばかりに注目するのではなく、その光の部分もきちんと目を向けてあげる必要があるんですね。
自分に合った環境を選ぶ
HSPは、自分に合った職場環境を選ぶ必要があります。
例えば、
などは、繊細気質を活かせない可能性が高いため、避けるほうが無難です。
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面接ですべて見抜くのは難しいですが、仕事内容はあらかじめ把握できるので避けるようにします。
普通の生き方にとらわれない
また、普通の生き方にとらわれないこともHSPには必要です。
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他の人と同じように生きられないことに対して、なんら罪悪感を抱く必要はありません。
HSPにはHSPに合った生き方があります。そして、それを選択していっていいのです。
間違っても、“自分は他の人と同じように満足に働くこともできない…”などと、落ち込む必要はありません。
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普通の生き方にとらわれず、自分らしい働き方を模索していけばいいのです。
在宅ワークも視野に入れる
世の中にはいろんな働き方があります。
どこか組織に所属して働く方法以外にも、フリーランスで在宅で働く方法もあります。
特に、
といった場合には、在学ワークが向いています。
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従来の働き方にとらわれず、いろんな働き方を視野に入れて考えていけばいいんですね。
HSPが仕事がつらい、行きたくないと思ったとき
もしも、
- 仕事がつらい
- 仕事に行きたくない
- 仕事したくない
と思ったら、そのときは遠慮なく休んで下さい。
もちろん事情は人それぞれ違うので一概には言えませんが、
仕事がつらいときというのは、総じて無理をしているときです。
間違っても、
- もっと頑張らなくちゃ
- 自分が弱いだけ
- みんなちゃんとやってる
などと自分に言い聞かせ、無理をしないようにしましょう。
私自身、引きこもりから復帰して正社員で勤めていた会社を2年弱で退職しましたが、後悔はしていません。
続けていたら、きっと心身共に体調を崩していたからです。
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仕事がつらい、しんどい、行きたくないと思ったら、まずは自分の心の健康を第一に優先して下さいね。
HSPは仕事ができないわけじゃない!自分に合った仕事を見つけよう
繰り返し何度も書きますが、HSPは仕事ができないわけではありません。
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HSPは仕事ができない…というのは、まったくもって間違いなのです。
ただ、自分の繊細気質がうまく活かせない仕事を選んでしまっているだけなのです。
そして、そんな自分を責めないようにしてください。
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あなたに合った仕事は必ずあります。諦めずにあなたのペースで、ゆっくり探していきましょう。
HSPが仕事で活かせる具体的な気質は、以下の記事で紹介しています😊
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