突然ですが、みなさんはこれまで、どんな働き方をしてきましたか？
私は３０代独身ですが、ほとんどの職歴はパートでした。
ところが世間では独身＝正社員、既婚者＝パートという図が成り立っているため、
独身でパートという働き方を選ぶと、
独身なのにパートなの？
と思われてしまうことがあります。
実際私自身も、これまでの職場で、
正社員で働かないの？
と、聞かれたこともありました。
そんな私が、声を大にして言いたい。
…スゥゥゥ（息を吸い込む音）
📢独身だって、パートでもぜんぜんおかしくない！！
…突然失礼しました。
独身だってパートで働いても、ぜんぜんおかしくないんですよ。
世の中いろんな人がいます。フルタイムでバリバリ働ける人もいれば、そうでない人もいるんです。
なので、
別に結婚してるわけでもないのに、パートで働く自分っておかしいのかな…。
なんて、不安に思う必要は全くないんです。
ということで今回は、独身でもパートでおかしくない理由やその注意点などをまとめました。
パートでも立派な仕事です！堂々と胸をはっていきましょう♪
- 独身だけど、パートの働き方にイマイチ自信が持てない
- なんでパートなの？と聞かれるのがつらいと感じる
独身なのにパートでもおかしくない理由
まず、ちょっと数字を見ていきます。
政府の統計によると、非正規雇用労働者（派遣やパート、アルバイトなど）の割合は
２５～３４歳で３４．３％、３５歳～４４歳で４９．６％となっています。
この割合は有期契約労働者や派遣労働者を含むため、パート労働者のみの人数ではありませんが、
２０代～３０代の女性のおよそ３人に１人、または２人に１人が非正規雇用労働者として働いていることがわかります。
この調査から、２０代～３０代女性の全員が、かならずしも正規雇用労働者ではない、ということが言えるかと思います。
３０代独身女性の私がパートを選ぶ理由
ここからは、なぜ独身実家暮らしの私が今までパートを選んできたのが、その理由をご紹介します。
- 体力に自信がない
- 希望通りのシフトが通りやすい
- やりたいことがある
- 入社しやすく退社しやすい
- 定時で帰りやすい
私の思う、独身でパートを選ぶメリットをご紹介します。
体力に自信がない
まず、私は体力に自信がないところがあります。
HSP気質でいろいろな刺激に弱く、またいろいろなことを考えたり背負ったりしてしまう傾向があるため、
どうしても、週５日８時間勤務をすることが、体力的にキツイところがあります。
フルタイムと聞くと、条件反射で“キッツ…”と思ってしまいます。
また、身体的な問題はなくともメンタルの問題から、フルタイムで働くのは難しい…という人もいます。
みんながみんな、週５日８時間勤務ができるわけではないのです。
希望通りのシフトが通りやすい
これは今までの経験上ですが、パートの方が希望通りのシフトが通りやすいです。
職場によっては、正社員だとお盆に休みがとれなかったり、急な休みなどが取りにくいところがあります。
しかしパートの場合、割と融通が利いてお休みをもらえることができました。
もちろん仕事や職場によりますが、パートは社員に比べて休みがとりやすいという面があるんですね。
やりたいことがある
私は国家資格取得に向け、今現在通信講座を受講中です。
通信といえども課題や定期試験があり、学生の身であるためフルタイムで働くことに限界があります。
なかにはフルタイムで働ている方もいますが、自分としては勉強と仕事の両立がキツイと感じています。
私のように、勉強や副業など別にやることがあると、体力や時間に限界を感じ、
その結果として自由で柔軟な働き方として、パートを選ぶことがあります。
また、趣味やほかに打ち込みたいことなどがある場合にも、フルタイムではなくパートを選ぶことがあります。
入社しやすく退社しやすい
パートだと、正社員に比べて応募するのも気が楽だし、辞めるときも気が楽な面があります。
もちろんパートであっても、働く以上は責任感をもってきちんと仕事しないといけませんが、
どうしてもパートは担っている業務の範囲が狭いため、入社しやすく退職しやすい傾向があります。
また、未経験の職種の場合、まずは正社員よりパートとして働くことで、
ちょっとやってみて合わなかった辞めればいい
と、気楽に挑戦できるというメリットがあります。
正社員と違い、パートは“お試し”として入社しやすい感覚があるんですね。
定時で帰りやすい
パートだと、過度な責任感を負わずにすむため、定時で帰りやすい面があります。
もちろんこれは職場によってさまざまなので一概には言えませんが、
今まで私が働いてきたところは、わりと
パートさんは早く上がってね～
という空気がありました。
なので、パートだと、定時で上がることに罪悪感がない感じでした。
そして私は、パートさんのなかで１、２を争う速さで毎回帰宅していました（笑）
独身女性がパートを選ぶのデメリット
それではここからは、独身女性がパートを選ぶ際に起きる困ったことをご紹介します。
- なんでパートなの？と言われる
- やりがいを感じにくい
- お給料が見合わない、賞与がつかない
- まわりの支援が必要になる
なんでパートなの？と言われる
独身女性のみなさん、これ、かなりあるあるじゃないですか？？
私はこれまで、職場の同僚に聞かれることもあれば、面接で職歴を説明する際に、
なんでパートだったんですか？
と、たびたび聞かれていました。
どうしても、世の中には独身＝正社員、パート＝既婚者という図式があるため、
と、疑問に思われてしまいます。
独身は正社員でフルタイムで働くもの、という固定観念が根づいているんですよね。
やりがいを感じにくい
パートは、正社員に比べて、やりがいを感じにくいところがあります。
パートは担う業務の範囲が狭くかかわりが限定的だったりするので、やりがいを感じにくいように思います。
また、正社員に比べ、できることが限られているので、
もっとこうしたらいいいじゃないか、と思ったことを自由に行動にうつせなかったり、
あらかじめ決められたルールに従って働かなければならない、といった制約があったりしました。
パートは身軽な分、自分で自由に決められることが少ないんですね。
お給料が見合わない、賞与がつかない
職場によっては、パートでも正社員とほとんど同じ仕事内容を担っているところもあります。
そういうところでは、
お給料が割に合わない！
と感じてしまうことがあります。
また、パートは賞与がつかないことが多いので（もちろん賞与ありのところもありますが）
仕事の見返りとしての対価が割に合わないなぁと思ってしまうことがあります。
待遇の面でいうと、やはりパートより正社員の方が手厚く優遇されているんですね。
まわりの支援が必要になる
また、パートで働くと、どうしても自立することが難しくなってしまいます。
全員が全員ではありませんが、パートは正社員に比べて収入が低いため、
独身の場合、家族や恋人など、まわりの人からの金銭的な支援が必要になります。
そのことで、実家暮らしでいることに肩身の狭い思いをしてしまいます。
独身女性がパートとして働く上で注意すること
パートはいろいろといいところがある一方で、デメリットもあります。
どちらに注目するかは人それぞれですが、
これまでをふまえた上で、独身女性がパートで働く際の注意点をまとめました。
- 何を言われても気にしない
- 収入が低いことを覚悟する
- 付加価値をつける
何を言われても気にしない
まず、何を言われても気にしないということがあります。
独身女性みんながみんな、フルで正社員で働きたいと思ってはいません。
いろんな理由からフルタイムで働くことができない独身女性も、この世の中にはたくさんいます。
なので、
なんでパートなの？
正社員で働かないの？
と聞かれても、気にしないようにしましょう。
人は人、自分は自分です。
言いたい人には、言わせておきましょう。
収入が低いことを覚悟する
パートはシフトの融通が利きやすかったり、正社員に比べて負担が軽い場合がありますが、
裏を返せば、その分だけ収入が低かったり、あまり稼げないということにもなります。
その点をしっかり承知した上で、パートを選ぶべきだと思います。
パートは定収入という覚悟を持って、仕事にのぞむ必要があるんですね。
自分に付加価値をつける
パートとして働いていると、どうしても収入が低く、それだけで生活していくことが難しいです。
できれば、より収入の見込める働き方を選んだほうが、暮らしやすくなります。
そのためにも、キャリアをつんだり、資格を取ったりして自分に付加価値をつける必要があります。
また、お金のことを勉強をして、うまくやりくりをして暮らしていけるようにする必要もあります。
常に向上心を持っていくことが求められるんですね。
独身女性がパートでもぜんぜんおかしくない！堂々と生きていこう
これまでをまとめると…
- 体力に自信がない
- 希望通りのシフトが通りやすい
- やりたいことがある
- 入社しやすく退社しやすい
- 定時で帰りやすい
- なんでパートなの？と言われる
- やりがいを感じにくい
- お給料が見合わない、賞与がつかない
- まわりの支援が必要になる
- 何を言われても気にしない
- 収入が低いことを覚悟する
- 自分に付加価値をつける
以上になります。
独身だけど、パートで働いている自分っておかしい？
そう、不安に思ってしまうことがありますよね。
けれど、そんなことは全然ありません。
人生にはいろいろな生き方があり、どの生き方を選択するかはその人の自由なのです。
なので、いろいろな事情を抱えた人がいる中で、パートという働き方は選択肢として十分にあり得るのです。
パートでもなんでも、働いていることに変わりはなく、あなたは立派な労働者です。
どうか、胸をはって堂々と自信を持っていってくださいね！
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