あのときもっと違う言い方をすればよかったな…。
どうして自分はうまくやれないんだろう…。
仕事でや人間関係で悩んだとき、ついつい自分を責めてしまう人はいませんか?
自分を責めたところでいい気分になるわけでもないのに、気がついたらつい、
なんで自分は…
と、自意識過剰なほどに考え始め、なんだか嫌な気分になってますます困ってしまう…。
私も以前はよく脳内反省会をしてしまって、ドツボにハマっていました。
特に、
- HSP・繊細さん
- 人見知りの人
- いわゆる“コミュ障”な人
- 人付き合いが苦手な人
上記の特徴がある人たちは、人と会った後に、止まらない一人反省会に悩まされてしまうことが多いように思います。
やめたいと思っても、これがなかなかやめられないんですよね…。
そこで今回は、一人反省会をしてしまうときの解決法をまとめました。
この対処法によって一人反省会をしても意味がないということに気づいた私が、
開き直って人生楽しんでいけばいいじゃん!
と、人との付き合いを気楽に考えられるようになったまでをご紹介します。
一人反省会をしちゃうあなた、今日でその癖を終わりにしちゃいましょう!
- 気がつくといつも一人反省会をしてしまう
- うまくいかないことを自分のせいにしがち
一人反省会とはどんなものか
まず、一人反省会とはどういったことをいうのでしょうか。
例えば、
などなど。
考えてもキリがない、どうしようもないことを、ネガティブな方に考えてしまう…。
考えすぎ!時間の無駄!とわかってはいるけれど、気がついたら、
もっといろいろとできたかもしれない。
と、一人反省会を開いてしまうんですよね。
とくに繊細な心を持ち、他人の気持ちに敏感な人がなりがちなんです。
なぜ一人反省会をしてしまうのか
そもそも、なぜうまくいかないことが起きると一人反省会をして、自分を責めてしまうのでしょうか。
その理由をいくつか挙げてみました。
- 完璧主義
- 自分に自信がない
- ネガティブ思考
- コントロール思考
完璧主義
完璧主義だと、一人反省会をついついしてしまいます。
完璧主義な人は、うまくいかないことがあると
自分はもっとできたはずだ!
と、自分の行動を否定的に振り返ってしまうんですよね。
うまくいかないことがあると、
まぁ、そういうこともあるよね
と思えずに、
もっとできたことはあったんじゃないか
と反省してしまうんです。
もちろん反省することは大事ですが、度を越した一人反省会はかえって逆効果になってしまいます。
自分に自信がない
自分に自信がない人も、一人反省会をしがちです。
自分に自信がないので、思ったようにいかないと
自分がいけないのだ
と、自分を責めてしまうんですよね。
私は学生時代に友達ができず、人とのコミュニケーションに自信がなかったので
社会人になってからも職場の同僚が不機嫌だったりすると、
私なんかしたかな?
と、すぐ不安になってしまっていました。
自分に自信がなかったがために、相手の不機嫌の原因が自分にあるのではと思ってしまったんですね。
ネガティブ思考
日ごろからネガティブ思考で物事を考えてしまう人も、一人反省会をしがちです。
解釈の仕方によって良く見えることでも、ネガティブにとらえてしまうんですよね。
ネガティブはネガティブでも、最悪の事態を想定したり、
うまくいっても満足することなく、さらなる高みを目指す場合はよいのですが、
なんでもかんでもネガティブ思考で物事を考えてしまうと、
必要以上のものを背負い込んでしまうことになってしまい、
結果として、自分のことがますます嫌になってしまいます。
まさに本末転倒ですね。
コントロール思考
また、一人反省会をする人の特徴として、まわりをコントロールできると思っていることがあります。
え?自分を責めるのに、まわりをコントロールできると思ってるってどういうこと?
と思われるかもしれません。
自分を責めるというのは、
自分がなんとかすれば状況は違っていた
と思っているといえます。
それはつまり、自分次第で状況がコントロールできるという心理があると言えます。
うまくいかない物事の原因が自分にあると思い込み、その状況をコントロールできると思っているんですね。
しかし、いくら自分が関係していたとしても、すべての物事をコントロールすることはできません。
なぜならば、
あの時ああいえばよかった
とか
こうすればよかった
と思っても、相手の反応や行動を100%コントロールすることはできないからです。
自分の行動次第で良い結果になったはずと思うのは、間違った心理なのです。
コントロール思考を持つことは、ただ心がしんどくなってしまうだけなのです。
物事の責任をぜんぶ背負ってしまって、自分の行動を後悔してしまっても意味が無いんですね…。
なぜ一人反省会をしても意味がないのか
もちろん、時には自分の行動を振り返ることも大切です。
けれど、
- 完璧主義
- 自分に自信がない
- ネガティブ思考
- コントロール思考
といった場合、一人反省会をしても状況がよくなることはまずありません。
その理由がこちら↓
- 自分がますます嫌いになる
- 楽しくない
- 正解がわからない
自分がますます嫌いになる
自分を責めても解決できない理由として、自分がますます嫌いになるだけということがあります。
自己肯定感が高く、つらいこともポジティブ思考でとらえられている状態ならいいのですが、
普段から自分に自信がなくネガティブ思考の場合だと、
自分を責めた結果自分のことがますます嫌いになるだけで、状況がよくなることはありません。
そのため、
→自分を責めてしまう
→ますます困ったことが起きる
→自分をさらに責める…
の無限ループになってしまいます。
そんな状態では、こまった状況がよくなることはまずありませんね。
楽しくない
また、自分を責めても単純に楽しくないです。
一人反省会というのは、自分に対する通信簿を自分で記入しているようなものなので、
5段階評価の1ばっかり並んだ成績表を、自分で自分につけている状態といえます。
当然のことながら、そんなことをしていても楽しくはありませんね。
楽しくないことをしていても困った状況は良くならないし、解決することにはなりません。
誰だって人から褒められたいですし、自分自身も自分でいることを楽しみたいですよね。
正解がわからない
自分を責めても解決できないもう一つの理由として、正解がわからないことがあります。
自分を責めても、じゃあどうすればよかったのかと考えると、正解がわからないんです。
なぜなら、自分にとっての正解と相手にとっての正解が違うからです。
自分がよかれと思ってしたことでも、相手にとってはそれが必ずしもいいこととは限りません。
そもそもの話として、自分よりも相手やまわりの状況を優先して考えることには限度があります。
もちろん自分の意見ばかりを押し通すことはできませんし、時にはまわりに合わせる必要もありますが、
まず自分の気持ちを最優先で考えないと、余計に苦しくなってしまいます。
自分なりに理由があって行動したのにうまくいかないと、自分を責めても正解がわからず混乱してしまうだけなんです。
一人反省会をやめたい人に試してほしい解決法
それでは次に、ついつい自分を責めてしまうとお悩みの人に、
同じように悩んでいた自分がおススメしたい解決法をご紹介します。
それがこちら↓
- 後悔してしまう自分を否定しない
- 自分のしたことに自信を持つ
- 完璧な人間・失敗しない人間はいないと開き直る
- “そういうこともあるよね”をよしとする
- “ネガティブヘルメット”を脱ぐイメージをする
一つずつ見てきます♪
後悔してしまう自分を否定しない
開き直る方法の一つとして、まず後悔してしまう自分を否定しないという方法があります。
余計なことを言ってしまった
よかれと思ってしたことが誤解されたかもしれない…
そんな風にすぐに不安に思ってしまう自分を、まずはただただ受け入れます。
“誤解されたくない、嫌われたくない”という気持ちから、どうしても一人反省会をしてしまう。
まずは、そんな自分自身が抱える不安や恐れを、まるごと受け入れます。
不安や恐れは誰にでもあります。そして、持っていていいのです。
自分のしたことに自信を持つ
また、自分のしたことに自信をもつという方法もあります。
あの時なんであんなことしてしまったんだろう
と、後悔して自分を責めてしまうこともありますが、
その時その時にそうした行動をとったことには、ちゃんと理由があるのです。
実は、自分なりに考えてでた結果の行動なんですね。
そうなんです。あなたが感じたことは、100%正しいのです。
なので、自分がきちんと判断した結果の行動だったことをまずは思い出し、自分に自信を持つこと。
たとえ相手にとっては正しくなくても、あなたが100%正しいと感じれば、それは正しいのです。それでいいのです。
完璧な人間はいないと開き直る
また、この世に完璧な人間はいないと考える方法もあります。
普段からうまくいかないとき自分を責めがちな人は、
完璧な人間でいなければ…
失敗してはいけない…
と思ってしまっているところがありますが、この世の中に完璧な人間は存在しません。
そうなんです。どんなに気をつけていても、誤解されたり悪く思われてしまうことがあるんです。
なので、
完璧にできなくてもいいや!
と一度開き直ってみることが、重要になってきます。
“どんなに頑張っても完璧にはできない”と思うことで、肩の力がラクになるんですね。
“そういうこともあるよね”と自分に語りかける
また、“そういうこともあるよね”と自分に語りかけるという方法もあります。
というのも、
どんなに細心の注意を払って行動していても、うまくいかないことは人生山ほどあります。
想定外のことやタイミングがズレたりすることは、人生しょっちゅう起こります。
また、自分の体調が悪かったり、調子がでないときもあります。
そんなときも自分を責めるのではなく、
そういうこともあるよね
と、おおらなか気持ちで受け止めます。
そうすると、ネガティブな状況をポジティブにとらえることができ、前向きに考えることができます。
うまくいかない時は自分を責めるのではなく、いったん“そういうこともあるよね”と自分に言ってあげて下さいね。
“ネガティブヘルメット”を脱ぐイメージをする
一人反省会と言うのは、やめたいと思っていてもなかなかやめられないですよね。
切り替えよう!別のことを考えよう!と思っても、
気がついたら反省したり同じことを繰り返し考えていたりします。
それはまるで、ネガティブ思考しか浮かんでこないヘルメットをかぶっているような状態なんです。
そんなときは、
今、ネガティブヘルメットをかぶっているな
と、想像してみます。
そして、そのヘルメットを脱ぐ場面を脳内でイメージし、
一人反省会はもう終わり!
と自分の中で強く意識してみます。
実際にヘルメットを外すことを想像することで、脳内をスッキリクリアにすることができます。
一人反省会はいいことなし!自分を認めてラクに生きよう
今回は、一人反省会をやめたい!HSPで人見知りな私がたどりついた解決法と題して、
自分を責めてしまう理由やその解決法をご紹介しました。それがこちら↓
- 後悔してしまう自分を否定しない
- 自分のしたことに自信を持つ
- 完璧な人間はいないと開き直る
- “そういうこともあるよね”と自分に語りかける
- “ネガティブヘルメット”を脱ぐイメージをする
自分を責めることって、実はますます自分が嫌いになってしまう無意味な行為なんですよね。
自分もまわりも誰も幸せにならない…それが一人反省会の正体なのです。
もちろん反省することは必ずしも悪いこととは言えませんが、
一人反省会は結局のところ“自分いじめ”にしかならず、自分を苦しめることにしかならないのです。
一人反省会をやめ、どんなことがあってもおおらかな気持ちで日々を過ごすことが、
よりハッピーな未来につながる行動がとれますし、何より人生が楽しくなります。
私は引きこもりから社会復帰した後も仕事や人間関係でうまくいかないことがあるたびに
一人反省会をしては自己嫌悪になる、を繰り返してきましたが、
一人反省会はまったく無意味で無駄な行為なのだということがわかったことで、
ずいぶん気持ちがラクになりましたし、前向きになれました。
一人反省会を卒業したことで、だいぶ生きやすくなりました♪
普段なにかと一人反省会をしてしまうみなさん、自分を責めるのはもうやめて、
開き直ってハッピーな人生を手に入れましょう!
この記事が少しでも参考になれば幸いです♪
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