みなさんは、職場で悪口を話された時に、どうしていますか?
私は女性が多い職場で働いていたのですが、うまく対処するのにかなり苦労しました。
悪口がイヤだからって、悪口を完全に無視するわけにもいかない
かといって、
テキトーに悪口にあわせるのもしんどい…
っていうか、そもそも悪口を言わないでほしい!!
思えば、今まで経験した職場はどこも悪口が横行し、人間関係が悪い職場でした。
表向きはうまくやっているようなので、余計にタチが悪いんですよね…。
そこで今回は、人間関係の悪い職場でスマートに悪口をかわす方法3つをご紹介していきます。
その対処法とはコチラ。
- 悪口に同乗しない
- 悪口をただくりかえす
- 時には正直に言う
悪口の上手なスルースキルを身につけて、ストレスフリーな職場環境にしちゃいましょう!
- 悪口や愚痴を言われた時にスマートにかわせるようになりたい
- 女性が多い職場でうまくやっていく方法を知りたい
なぜ職場で悪口を言われると困るのか
そもそも、なぜ職場で悪口を言われると困ってしまうのでしょうか。
主にこちらの理由が考えられます。
一つずつ見ていきます。
ネガティブな感情をもらってしまう
悪口を言われることで何が困るって、ネガティブな感情をもらってしまうことですよね。
悪口を言われると、なんだか気持ちがズゥーンとしてしまいませんか?
○○さんから××って言われたんだけど!ヽ(`Д´)ノひどくない!?
みたいなことを職場で言われたら、自分まで○○さんから言われたような気になってしまいます。
悪口は、“重い”んです。
重いもの、ネガティブなものは、基本受け取りたくないですよね。
共感できない
共感できる悪口ならまだしも、そうでない悪口を言われると、リアクションに困ってしまいます。
物の考え方やとらえかたは、人それぞれです。
仕事の上で、こだわることや大切にすることは人によって違います。
そんな中で、言われた悪口に共感できないこともあります。
そこで、
自分はそうは思わないなぁ…
とは言えればいいのですが、
やはり思ったことをそのまま言うと角が立ってしまうので、困ってしまいます。
共感できないことを話され、またそれを相手に伝えられないという二重のストレスがかかってしまうんですね。
敵だと思われたくない
また、相手に自分は敵だと思われたくないので、困ってしまうということもあります。
悪口に適当に答えたつもりでも、返答の仕方によっては
この人は敵なんだ
と相手に思われてしまう可能性があるため、
なんて言ったらいいのかわからなくなってしまうんですよね。
あちらを立てればこちらが立たず…のような、八方ふさがりの状態になってしまうんです。
面倒な人間関係に巻き込まれたくない
また、悪口を話されることで、面倒な人間関係に巻き込まれる危険性もあります。
ヘタに悪口に同調したり逆に否定することで、仲間外れにされたり、逆に仲間だと勝手に思われてしまうことがあるんです。
その職場内での相手のポジション、自分の立場などから導き出されるベストな反応を考えつつ答えなくてはいけません。
これはかなり高度な判断能力が問われますし、どう反応したらいいのか困ってしまいます。
悪口を話されることで、面倒な人間関係に巻き込まれてしまう可能性があるんすね。
…正直、“この職場の人間関係めんどくさっ!”と思ってしまいました。
幼稚な感じがする
職場は、仕事をする場です。
そんな場で悪口を言われると、学生時代に戻ってしまったような感じがしますよね。
とくに派閥があって、お互いがお互いの陰口を言い合っているところに遭遇すると、
おしゃべりをしにきてるんじゃなくて、仕事をしに来てるんだけどな…
と思ってしまったりします。
もちろん、仕事上での相手に対する不満や悪口ではあるのですが、
陰でぐちぐちと言うのが、なんとも幼稚で嫌な印象を持ってしまい、関わりたくないなぁと思ってしまいます。
悪口を言いたい気持ちはわかるのですが、内心、“もっと建設的な解決方法があるのでは…?”と思ってしまいます。
悪口を言われた場合の対処法3つ
ここまで、なぜ職場で悪口を言われると困ってしまうのか、見てきました。
ですが、悪口が横行している職場はどこにでもあります。
悪口が当たり前という前提でいないと、かなりのストレスを抱えることになってしまいまうんです。
特に、HSPや繊細気質をもつ方は、職場での悪口の対応に苦労したり、振り回されたりして
仕事のストレスが二倍三倍と大きくなってしまいます。
ただでさえ仕事はストレスなのに、余計なストレスは避けたい…!!
そこで、悪口を言われたときのスマートな対処法をご紹介します。
それがこちら。
- 悪口に同乗しない
- 悪口をただくりかえす
- 時には正直に言う
順番に見ていきます♪
悪口に同乗しない
悪口を言われたら、反応せずにあくまで仕事の話をするという方法があります。
職場で聞く悪口の内容は、大きくわけて
- 仕事に関すること
- 悪口を話す人の個人的な感情
この2つがあります。
そして、こちらとして応じるのは、悪口を話す人の個人的な感情ではなく、あくまで仕事の部分のみにします。
例えば、
○○さんは仕事の仕方が雑で、いつもこっちが負担を強いられる。
といった場合には、
ほんと、○○さんって雑でいい加減ですよね。
と悪口を返すのではなく、
やらなきゃいけない仕事が多くて、忙しいですよね。
と、仕事のことだけ答えます。
そうすることで、会話の話題が“悪口を言われている人”よりも“仕事”になり、
相手の意識を、いかに仕事の負担を減らすことができるかに向けることができます。
悪口に同乗せずに、あくまでも仕事を主題に返事をすれば、スマートで大人な対応ができます。
悪口をただくりかえす
また、話された悪口をただくりかえし言うという対処法もあります。
○○さんって、実は××なんだよ
と、反応に困るような悪口を言われても、
○○さんは、××なんですね。
または、
そうなんですね。
とだけ答えます。
それに対して自分の良い悪いの評価をせず、
知りませんでした。
というスタンスだけを示すようにします。
たいてい相手は、自分の話したことを受けとめてもらえれば満足するので、それでいいのです。
あなたはそう思ってるのね~ということが相手に伝われば、OKです。
時には正直に言う
悪口の対処法として、ときには正直に言うことも個人的にはありだと思っています。
以前職場で、
○○さんと××さんは実は付き合っている
というような恋愛がらみの話を聞いた時があったのですが、
ちょっとそこにネガティブな意味合いが含まれていたんですね。
自分としては
どう反応していいのかわからない…
と困ってしまったことがありました。
なので、冗談っぽくではありますが、
聞きたくなかったです( ̄▽ ̄;)
聞かなかったことにしますね(^_^;)
と言っていました。
ちょっと正直すぎたかな、とも思ったのですが、
そうだよね~聞きたくなかったよね~
と言われて終わりました。
深刻にならずに明るい感じで伝えられれば、思い切って本音を言ってみてもいいと思います。
実は悪口は言ってもいい!ただし改善点までいう
これまで人から言われる悪口をスマートにかわす方法をご紹介しました。
そして、正直なところを言うと…
悪口は自分で言ってもいいと思っています。
え~あんなに悪口の対処法を書いておいて、悪口はいいっていうの!?
と思われてしまうかもしれませんが、
そこは人間。
悪口はイヤでも、自分の中で誰かしらに不満が溜まっていることってありますよね。
けれど、それをただ人に話すだけだと悪口になってしまい、ネガティブな感情を人にぶつけることになってしまいます。
ネガティブな感情の交換は、HSPとしてはなんとしてでも避けたいところです…。
なので私は、その後に個人的に考える改善点までつけ足して言うことをおすすめします。
例えば…
この間○○さんから業務の指示があったのですが、モヤッとしました。
だけだと、どうしても悪口のようになってしまいますが、
この間、○○さんから業務の指示があったのですが、自分はもっと違うやり方の方がいいと思っているので、それを伝えていこうと思います。
という感じです。
ネガティブなことだけを言うのではなく、
それに対して自分はどうしようと思ったのか、その改善点まで付け加えることで
愚痴や悪口から、ネガティブな意味合いがなくなった“ただの意見”にすることができます。
あくまで個人的な“感想”にすることで、悪口の連鎖を止めることもできます。
まとめ
これまでを簡単にまとめておきます。
【悪口や愚痴を話された時の対処法】
- 悪口に同乗しない
- 悪口をただくりかえす
- 時には正直に言う
基本は、感情に流されず、あくまで仕事の話をすることです。
もしくは、相手が言ったことを繰り返すか、
そうなんですね
と、ただ受け止める。
そして時には、悪口を言われたことに対して思ったことを正直に言う。
また、悪口を言うのが悪いわけではなく、改善点をつけくわえることで、ポジティブな感想にする。
そんな方法をとれば、職場での悪口にうんざり…な状況も、ポジティブに変えていけるのではないでしょうか。
職場で悪口を言われると、本当になんて答えたらいいのか困りますよね。
対処の仕方によっては、余計に浮いたり孤立しかねず、しんどい状況の中で仕事しなくてはいけなくなってしまいます。
HSPとしては、そんな事態は是が非でも避けたい…!
どうぞご自身の無理のない範囲でうまく対処して、心の平和を保っていってくださいね🍀
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