生きていると、日々いろいろなことでイラっとすることってありますよね。
しかも何が困るかというと、
ということと、
ということです。
私自身、一度怒りが爆発すると、そこからずっとイライラしてます。
繰り返しその場面を思い出しては、イライラ…
しまいには、過去のことまで思い出して、またイライラ…
そして、イライラのエンドレスループにハマり、ますますイライラ…
HSPのイライラ地獄、おそるべし…!!
しかし、ちょっとした発想の転換を図ることで、簡単に怒りをしずめることができます。
ということで今回は、HSPの怒りが爆発する理由とおすすめ対処法6選をご紹介します。
この記事は、
とお悩みのHSPさんにおすすめです。
自分の気持ちを大事にしつつ、適切に怒りの感情と向き合えるようになりますよ♪
【HSP】怒りが爆発してしまったときに試してほしいこと
さっそく、HSPさんの怒りが爆発してしまったときのおすすめ対処法をご紹介します。
それがこちら。
- 怒りを感じた自分を責めない
- 怒りの感情を認める
- 冷静になるための時間を確保する
- 怒りを適切に表現する
- “怒る”か“それ以外”かを選択する
- 日ごろから我慢をしない
一つずつ解説していきます。
怒りを感じた自分を責めない
まず、怒りを感じた自分を責めないようにします。
怒りを感じることは、人として当たり前の感情です。
“怒ってはいけない”
と自分の感情を抑圧するのではなく、
ああ、ムカついたんだね
嫌なことがあったんだね
と、怒ってしまった自分もやさしく受け止めてあげる必要があります。
怒りの感情を認める
また、怒りの感情を認めることも大事になってきます。
私たちはついつい、怒ることはよくないことだと考えてしまうことがあります。
- こんなことで怒るなんて子どもっぽい
- 怒るほどのことでもない
といった具合に、怒ることを避けたり、怒ることに対して否定的に考えてしまうことがあります。
ただ、怒ることは正常は反応であり、自分を守る立派な防衛行為でもあります。
そのため、怒ることを否定するのではなく、自分の中できちんと認めてあげる必要があります。
まずは自分の中で、怒ってもいいと許可を出してあげることが大事なんですね。
冷静になるための時間を確保する
HSPさんの怒りが頂点に達したとき、それは火山の噴火のように激しくなりがちです。
私の場合も、まさしく怒りが爆発!といった感じになります。
HSPさんは怒りをため込みやすいので、一気に怒りが爆発してしまうんですね。
そんなときは、冷却期間をきちんと設けてあげることが大切になってきます。
怒りを感じた直後は、どうしてもイライラしてしまいますし、
目につくものすべてに怒りを感じてしまったり、
また、過去の出来事を思い出してはイライラしてしまいます。
まさに火が周囲に燃え広がっているような感じです。
そのため、一人で静かに過ごせる時間と場所をしっかり確保して、
自分の気持ちを鎮める必要があります。
なるべく気持ちが落ち着くような環境を自分に与えてあげることが必要なんですね。
冷却期間を設けることで、カーッとなってしまった頭を冷やすことができ、
冷静に物事に対して対処できるようになります。
怒りを適切に表現する
怒りの感情を感じたまま表現しても、相手にはうまく伝わりません。
相手から、拒絶されたり否定されたりしてしまう可能性があります。
また自分自身も怒りを表現したことで心にダメージを負ってしまいます。
そこで、まずはしっかりと冷却期間をとり、冷静に振り返る必要があります。
冷静に振り返ったことで、
などが自分の中で整理でき、それを相手に冷静に伝えることで
適切に自分の怒りを相手に伝えることができます。
怒りの感情をそのままぶつけるのではなく、あくまでも自分はどう感じたのかを冷静に伝えることが大事なんですね。
“怒る”か“それ以外”かを選択する
HSPさんは一度怒りが頂点に達してしまうと、なかなか怒りがおさまりません。
普段は争いを好まず、温厚で穏やかな性格のため、
一度怒りが爆発してしまうと、なかなか引かない傾向があるのです。
いつまでもずっと怒っている状態が続いてしまうんですね。
そんなときは、“怒る”か“それ以外か”の選択か、頭の中で選ぶことが大事になります。
このまま怒り続けることを選択するのか、
それともいったん怒ることをやめて、気分がよくなることをするか。
自分に選択肢を提示して、どっちを選ぶのか聞いてみるんですね。
怒ることは大事ですが、いつまでも怒っていると心の健康に悪影響が出てしまいます。
一通り怒りを出し切ったら、
と、自分に問いかけてみることで、
ずっと怒っててもいいことないな…
と、怒りを鎮め冷静に切り替えることができます。
日ごろから我慢をしない
また、日ごろから我慢をしないことも重要です。
たとえささいなことであっても、怒りを我慢していると、
その怒りが蓄積され限界になってしまったとき、自分でもびっくりするぐらいの大きさになってしまいます。
自分でも思ってもみないほどの怒りに到達してしまうんですね。
自分の怒りの大きさに驚かないためには、日ごろから我慢をせずに、
嫌なことやムカつくことがあったら、その感情を大切にしてあげることが重要です。
日ごろからイライラを発散させておく必要があるんですね。
なぜ?HSPの怒りが爆発してしまう理由
次に、なぜHSPは怒りが爆発してしまうのか、その理由をご紹介します。
その理由がこちら。
- ふだんから我慢しているから
- 深く感じるから
- 自己嫌悪に陥っているから
- 別の感情が隠れているから
こちらも一つずつ解説していきます。
普段から我慢しているから
ご紹介した通り、HSPさんは普段から我慢してしまう傾向があります。
人との争いを好まず平和主義者な面があるHSPさんなので、普段から我慢していることが多く、
その分、一度怒るとそれまで我慢してきた怒りがすべて爆発してしまいます。
それまでため込んでいた怒りも芋づる式に思い出してしまうので、なかなか怒りがおさまらないんですね。
深く感じるから
HSPは、物事を深く感じる性質があります。
なので、怒りを感じるとその感情を深いレベルまで感じてしまうため、
怒りの表現も、まさしく爆発という形になってしまいます。
“爆発”という表現がぴったりくるような怒りになってしまうんですね。
自己嫌悪に陥っているから
HSPの怒りには、自己嫌悪が混じっています。
HSPは怒りが爆発したときに、
なんでこんなに爆発するまでため込んでしまったんだろう
と同時に自己嫌悪に陥っていることがあります。
そのため、自分に対する怒りのような気持ちも含まれるので、
余計に怒りが大きくなり、爆発してしまうことがあります。
HSPの怒り爆発の中には、自分に対する怒りも入っているんですね。
別の感情が隠れているから
通常、怒りの裏には他の感情が隠れています。
怒りは“二次感情”と言われている通り、その奥には別の感情があるんですね。
別の感情とは、
- 悲しみ
- 不安
- 恐れ
- 焦り
- 罪悪感
- 寂しさ
などのネガティブな感情です。
これらの感情のケアを普段からきちんとしてあげないでいると、
怒りが、自分が想定したレベルよりも激しくなってしまいます。
悲しみや恐れや不安などの感情もあいまって、爆発してしまうんですね。
怒ることは悪いことじゃない!適切に対処していこう
HSPさんの怒りが爆発してしまったときのおすすめ対処法として、
- 怒りを感じた自分を責めない
- 怒りの感情を認める
- 冷静になるための時間を確保する
- 怒りを適切に表現する
- “怒る”か“それ以外”かを選択する
- 日ごろから我慢をしない
以上をご紹介しました。
HSPさんは、怒ることが苦手です。
自分の感情を出すことでトラブルを起こすくらいなら、多少のことは我慢しておこうと考えがちです。
だから、気づいたときには怒りが爆発してしまうことが多いんですね。
ただ、繰り返しになりますが
怒ることは正常は反応であり、自分を守る立派な防衛行為
です。
なので、まずは怒りを感じた自分を否定せず、やさしく受け止めてあげてください。
そして、怒りの奥にある感情をケアしてあげてください。
怒りはきちんと向き合っていくことで、癒していくことができるんです。
どうかあなたのペースで、怒りの感情を上手に対処していってくださいね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです😊
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