突然ですが、HSPのみなさんは「楽に生きる」と聞いて、どんな印象を持つでしょうか。
楽に生きるって甘えじゃない?
楽に生きるなんてできるの?
と、思う方もいるかもしれません。
私自身、これまで「楽に生きる」ということに対して、
“甘え”や“非現実的”といったような、どこかネガティブな印象がありました。
しかし、最近になって、
「楽に生きる」ことこそが幸せになる最大にして最短のルートなのだ
ということに気づいたので、今回はHSPさんが楽に生きられる方法をご紹介します。
日々いろいろな刺激に襲われ、心身ともに疲れやすいHSPさんだからこそ、
楽に生きる方法を取り入れ、ありのままの自分として生きる必要があるんです。
悩み多い人生を送るHSPさんにこそ、楽に生きる方法をご紹介したい!
というHSPさんは、ぜひ最後までご覧ください。
楽に生きる方法を知って、一度きりの人生を思う存分楽しめるようになりましょう!
HSPにとっての「楽に生きる」とは
さて、本題に入る前に、HSPにとっての楽な生き方とは何なんでしょうか。
そもそも「楽に生きる」とは、何もせずに生きるということではありません。
楽に生きるとは、
のではなく、
ということなのです。
好きなこと、得意なことだけをしていると、人生が楽になります。
私の場合だと、ブログやnoteに記事を書くことですね。
つまり、自分にとって楽にできることをして生きていく。それが「楽に生きる」ことなのです。
しかし優しければ優しい人ほど、楽に生きることに対して抵抗感を持ってしまいます。
好きなことだけして生きていいの?
ちょっとは我慢しないとダメなんじゃないの?
と、後ろめたい気持ちになってしまうんですね。
しかし、楽に生きることは決して悪いことではありません。
楽に生きるとは、自分の能力を最大限発揮できる生き方であり、
自分もまわりも幸せにする唯一の方法でもあるのです。
間違っても、サボったり何もしないといった意味ではないんですね。
なぜHSPにとって「楽に生きる」が理想的な生き方なのか
では、なぜHSPさんにとって「楽に生きる」が理想的な生き方なのでしょうか。
その理由がこちら。
- 自己肯定感が上がる
- 自分に責任が持てる
- 本当の意味で幸せになれる
一つずつご紹介していきます。
自己肯定感が上がる
まず、当たり前の話ですが、楽に生きることで自己肯定感が上がります。
自分が得意なことしかしないので、必然的に自己肯定感が上がるんですね。
他の人と自分を比較して落ち込む傾向のあるHSPさんは、自己肯定感が低くなりがちです。
中には、自分に向いていないことであっても、
他の人のようにできなければ…。
と、無理をして自分に強いていることもあります。
しかし、自分の不得意なこと、苦手なことをしていると自己肯定感は下がります。
うまくできない…。
他の人みたいにやれない…。
と、劣等感ばかりが募っていき、自己嫌悪の状態に陥ってしまうんです。
自分にとって楽ではない生き方を選んでしまうと、“自分いじめ”のような状態になってしまうんですね。
自分に責任が持てる
楽な生き方を選択すると、自分に責任が持てます。
楽な生き方って、なんだか無責任で人に迷惑をかけるイメージ…
という方もいるかもしれませんが、楽な生き方こそ自分に責任が持てるんです。
なぜなら、自分の得意なことや好きなことは、自分ときちんと向き合わないと見えてきません。
自分と徹底的に向き合い自分の得意・不得意をきちんと洗い出したからこそ、
楽な生き方を選択することができます。
つまり、楽な生き方とは自己内省をきちんとした結果であり、
それだけ自分に対して責任を持って行動している、と言えるのです。
自分のためという責任感を持ってこそ、楽な生き方が選択できるんですね。
本当の意味で幸せになれる
楽に生きるとは、自分に正直になれるということです。
自分の得意なことを伸ばし、苦手はことはやらない。
一見“わがまま”や“甘え”のようですが、楽に生きることこそが本当の意味で幸せになれる方法なのです。
義務感や他人の評価を気にして、“こうあるべき”を自分に押し付けていても、人は幸せにはなれません。
自分に合った生き方を見つけることで、本当の意味で幸せになれるんですね。
HSPが楽に生きるための方法
では、HSPさんが楽に生きるためにはどういった方法があるのでしょうか。
それがこちら。
- 「楽に生きる」イメージを書き換える
- 自分の得意なことを書き出す
- “苦労は美徳”という固定観念を手放す
- セルフケアを優先させる
- 自分に許可を出す
- 自己肯定感を高める
- 自分軸を確立する
こちらも一つずつ解説していきます。
「楽に生きる」イメージを書き換える
先ほどもご紹介しましたが、まずは「楽に生きる」ことのイメージを書き換えます。
楽に生きるとは、甘えや怠けているということではなく、
なのです。
なので、楽に生きることは悪いことだとは思わず、
楽に生きることが、自分やひいてはまわりの人も幸せにするのだ。
と、ポジティブな意味へと書き換えを行う必要があります。
自分の得意なことを書き出す
自分の得意なことや好きなことを書き出すことで、楽に生きることができます。
得意なことや好きなことは、どんな苦労も苦労に感じません。
“うまくなりたい”、“もっと詳しくなりたい”と率先して取り組むことができ、
それにともなって、自然と知識や技能が向上していきます。
なので、
楽に生きることができない…
とお悩みの方は、自分の中の得意なことや好きなことを紙に書き出してみて下さい。
どんな些細なことも、誰にでもできることだし…と思わずに、とにかく書いてみて下さいね。
“苦労は美徳”という固定観念を手放す
苦労は美徳という固定観念を持っていると、楽に生きることができません。
- 幸せになるためには代償が必要なのだ。
- 苦労した分だけ幸せになれるのだ。
と考えていると、楽な生き方を選択できなくなってしまいます。
これらの固定観念はマインドブロックと言われ、潜在意識レベルで根づいている“思考のクセ”になります。
このマインドブロックがあると、楽な生き方を引き寄せることができない状態になってしまいます。
まずは、
- 苦労しなくても幸せになれる。
- 頑張らなくても幸せになっていい。
- 自分は十分幸せになる権利がある。
と、自分に言い聞かせてあげる必要があります。
普段から自分に肯定的な言葉がけをすることが大事になってくるんですね。
セルフケアを優先させる
セルフケアを優先することで、楽に生きることができます。
優しい人は、普段から自分より他人のことを優先してしまいがちです。
もちろん楽に生きるとは、
といったことではなく、
そのためには、普段からのセルフケアは欠かせません。
自分が少しでも疲れたなと思ったら無理をせず休んだり、普段から休める時間を確保することで、
楽に生きることができます。
率先してセルフケアの時間をとることが重要なんですね。
自分に許可を出す
自分に許可を出すことで、楽に生きることができます。
優しい人はついつい自分に厳しくなってしまいがちです。
- お金がないから
- 時間がないから
- 子どもっぽいから
- 無駄になるから
などと、自分の中に湧き上がってきた欲求に対して、許可を出すことができないことがあります。
そこでまずは、きちんと自分の中で自分に対して許可を出してあげます。
許可を出してあげることで、“自分らしく生きていいんだ”と安心することができ、楽に生きることにつながります。
自己肯定感を高める
自己肯定感を高めることで、楽に生きることができます。
自己肯定感が高いと、自分の選択したことに対して不安を抱きません。
たとえまわりになんと言われようと、自分の決めたことを貫き通せます。
自分に自信があるので、自分の選択したことに対してブレずに突き進むことができるんですね。
そのため、自己肯定感が高いと自分にとって楽な生き方を選べるようになります。
自己肯定感を高める方法として、
といった方法があります。
詳しくは、以下記事を参考にどうぞ♪
自分軸を確立する
自分軸を確立することで、楽に生きることができます。
優しい人はその性格ゆえに、ついつい他人の顔色をうかがったり、他人からどう思われているのか気にしてしまいます。
しかし他人の目を気にしていると、自分軸で生きることが難しくなってしまいます。
優しい性格がゆえに、どうしても人のことが気になってしまうんですよね。
まずはしっかりと自分軸を確立すること。
例えば、
といったことを心がけると、次第に他人軸から自分軸で物事を考えられるようになります。
自分軸って嫌われたりしないの?と心配な方は、こちらの記事もどうぞ♪
「楽に生きる」は甘えじゃない!優しい人ほど人生をゆるく楽しもう
ここまでをまとめます。
楽に生きることが理想的な生き方である理由として…
- 自己肯定感が上がる
- 自分に責任が持てる
- 本当の意味で幸せになれる
また、優しい人が楽に生きる方法として…
- 「楽に生きる」イメージを書き換える
- 自分の得意なことを書き出す
- 固定観念を手放す
- セルフケアを優先させる
- 自分に許可を出す
- 自己肯定感を高める
- 自分軸を確立する
以上をご紹介しました。
繰り返しになりますが、
楽に生きることは、決して甘えではありません。
人は支え合い、補い合いながら生きています。
それぞれが得意なことをして能力を発揮し、苦手なことは誰かに頼ればいいのです。
苦手なことや不得意なことを、無理をしてまでする必要はないんです。
楽に生きることができるということは、とても素晴らしいことです。
また、あなたにとって楽に生きられる方法は、かならずあります。
どうか、慌てず焦らず自分のペースで、楽に生きる方法を見つけていって下さいね。
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