気がつくと、ムキになって自慢してしまう。
友達に嫉妬して、ついつい対抗するようなことを言ってしてしまう。
そんな人はいないでしょうか。
そして家に帰ると、
なんであんなこと言っちゃったんだろ…
と自己嫌悪に陥る…。
しかし、無意識なマウントをくりかえしていると、確実に友達が減りまわりに人がいなくなります。
ほかならぬ私自身が、大学生時代にマウントを無自覚にくりかえし、見事ぼっちでした…。
ということで今回は、無意識にマウントしてしまう人の心理と対処法をご紹介します。
という方は、必見です。
無意識にマウントしてしまうやっかいなクセを、今日で手放しましょう!
無意識にマウントしてしまう人の心理
ではまず、無意識にマウントしてしまう人の心理を見ていきます。
- 自信がない
- コンプレックスがある
- 挫折経験がある
- 裏切られた過去がある
- 負けず嫌い
- プライドが高い
- 被害者意識を持っている
- 幼少期の影響がある
ネガティブな項目が並んでますね…。一つずつ見ていきます。
自信がない
まず何よりも、自分に自信がないと無意識にマウントをとってしまいます。
自分に自信がないと、
自分はこう思う!
と胸を張って言うことができないので、自分と違う意見を言われたときに、
それを否定しようとマウントをしてしまいます。
自信がないので、何か言われるとついマウントを取ってしまうんですね。
コンプレックスがある
人はコンプレックスがあると、無意識にマウントをとってしまいます。
コンプレックスに感じる部分は
など、人によってさまざまです。
そして、自分は人より劣っているというコンプレックスがあると、人は無意識にマウントをとってしまいます。
マウントをとることで、コンプレックスが刺激されるのを防ごうとしているんですね。
挫折経験がある
また、挫折経験がある人も、マウントをとりやすいです。
たとえば、
などで挫折した経験があり、なおかつその傷が癒えない状態だと、
自分ができなかった理想を実現している人に対して、マウントをとってしまいがちです。
挫折した自分がみじめに思えてしまうので、ついついマウントしてしまうんですね。
裏切られた過去がある
また、人から裏切られた過去がある場合、マウントを無自覚にしてしまいがちです。
なぜなら、恋人や友だちから裏切られた過去があると、人を信用することができなくなってしまい、
信用できる相手かどうかためすために、無意識にマウントをとることがあるからです。
この人は信用できるのか…?という視点で、マウントをとってしまうんですね。
負けず嫌い
また、負けず嫌いな場合も、無意識にマウントをとってしまいます。
負けず嫌いない人にとっては、自慢をすることがコミュニケーションなので、
自覚なくマウントをとってしまうんです。
“私だってすごいのよ!”という気持ちで話しているつもりが、マウントになってしまっているんです。
プライドが高い
プライドが高い人も、無意識にマウントをとってしまいます。
プライドの高さの背景には、傷ついた心を守ろうとする心理が働いています。
過去に、人からバカにされたり笑われたりしたことからできた傷を守ろうと、プライドが高くなり、
結果として、無意識にマウントをしてしまうことがあるのです。
マウントしてくるプライドの高い人の裏には、傷ついた過去があるんですね。
被害者意識を持っている
被害者意識を持っている人も、マウントを無意識にしてしまいがちです。
自分は十分な環境を与えられなかった、チャンスに恵まれなかった
そんな思いから、まわりの人に嫉妬してしまい、マウントをとることがあります。
“自分はかわいそうな人だからマウントをとってもいい”という心理が、背景にあるんですね。
幼少期の影響がある
無意識にマウントをとる人の中には、幼少期の経験が影響している場合があります。
例えば、幼少期に親やまわりの人から
といったことを教え込まれていると、無意識に人を見下したりマウントをとることがあります。
また、親やまわりの人に褒められることがなかったり、見下されたりした経験から、
同じように、他人に対してマウントをとるクセがついてしまうこともあります。
育ってきた環境から、無意識にマウントしてしまうこともあるんですね。
自覚のないマウントをしてしまうときの対処法
それでは次に、無意識にマウントしてしまうときの対処法を見ていきます。
それがこちら。
- 自分に自信を持つ
- 人と自分を比べない
- 完璧でなくても好かれると理解する
- 自分を褒めるクセをつける
- マイナス思考を手放す
一つずつ丁寧に見ていきます。
自分に自信を持つ
無意識にマウントするクセをやめたいときは、まず何より自分に自信を持つ必要があります。
自分に自信を持つとは、
と確信している状態のことを言います。
そのためには、まずは自分の気持ちとしっかり向き合うこと。
どんな感情も自分の中に存在することを認めてあげて、寄り添ってあげることが重要になります。
すぐに自信をつけることは難しいですが、まずは自分の気持ちと丁寧に向き合うことが大事なんですね。
人と自分を比べない
人と自分を比べてしまうと、無意識にマウントしたくなってしまいます。
まずは、人と自分を比較してしまうクセを手放すこと。
人と自分を比べてもキリがないことに気づく必要があるんですね。
また、
ということを、しっかりと頭に入れておく必要があります。
また、ここで重要なことは、
ということです。
自分を否定してしまうと、ますます自分のことが嫌いになってしまうんです。
あくまでも、
あ~、私また人と自分を比べちゃったな…。けどまぁ、しょうがないか。
と、おおらかな気持ちで、自分の中のどんな気持ちも受け止めてあげます。
少しずつでいいので、人と自分を比べても意味がなく、“自分いじめ”にしかならないことに気づいていきましょう。
完璧でなくても好かれると理解する
《長所は尊敬され、短所は愛される》
という言葉があります。
完璧でなくていいのです。あなたは、完璧でなくても十分愛されるのです。
マウントを無意識にとってしまう人は、自分がダメな存在だから愛されないと思っているところがあります。
しかし、ダメなところ、悪戦苦闘している姿が、かえって人から支持され、愛されることもあります。
完璧じゃないと愛されない、好かれないという思い込みを手放すことが大事なんです。
自分を褒めるクセをつける
無意識にマウントしてしまう人は、自分を褒めることが苦手な場合があります。
自分で自分を褒められないので、誰かに褒めてもらおうとしてマウントをとってしまうのです。
なので、まずは自分が自分を褒める習慣をつけることで、マウントするクセを手放すことができます。
最初は自分を褒めることに抵抗を感じてしまいますが、くりかえしていくうちに習慣化することができます。
くわしくは、以下記事をどうぞ。
マイナス思考を手放す
マイナス思考でいると、マウントを無意識にとってしまうことがあります。
どうせ自分はダメなんだ
どうせ自分なんて
と思っていると、自分が持っていないスペックを持つ人に対して、
嫉妬や劣等感から、マウントを無意識にしてしまいます。
まずは、ものごとをなんでもかんでもネガティブにとらえたり、マイナスに考えるクセがあることを自覚し、
そうとも言えるけど、それだけが真実じゃない
と自分の中で俯瞰した視点で考えられるようになる必要があります。
まずは、何でも否定的にとらえてしまうクセを手放しましょう。
マウントは百害あって一利なし!嫉妬を手放し愛される自分になろう
どうしてもまわりの人に嫉妬してしまう。
気がつくと競うような態度をとってしまう。
そんなときは、まず自分と一度じっくり向き合ってみてください。
あなたは何者かになる必要はないんです。あなたはあなたのままで、十分素晴らしいんです。
まずは、あなた自身があなたのことを認めてあげて下さい。
自分にお水を与えてあげることで、勝手に自分の素晴らしさは開花していきますよ。
どうかあなただけは、あなたのことを見捨てないであげてくださいね。
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