【経験者】HSPは引きこもりになりやすい?その理由と対処法を解説

HSPは引きこもりになりやすい?その理由と対処法を解説 HSP

 

HSPはその気質がら、引きこもりになりやすいと言われています。

何を隠そう、HSPである私自身が大学卒業後5年間引きこもっていました

ただ、

なぜHSPは引きこもりになりやすいのか、

HSPのどういった気質が引きこもりにつながりやすいのか、

ネット上で詳しい情報を見つけることがなかなかできません。

スイ
スイ

HSPと引きこもりについての詳しい情報が、あまり見当たらないんですね。

ということで今回は、HSPが引きこもりになりやすい理由とその対処法をご紹介します。

  • HSPってなんで引きこもりになりやすいの?
  • HSPが社会の中でうまくやっていくにはどうすればいい?
  • 自分の繊細気質をうまく活かして暮らしていきたい

とお悩みの方は、必見です。

スイ
スイ

経験者としてわかりやすく解説していきます。本記事によって、あなたのモヤモヤが晴れますように…!

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HSPは引きこもりになりやすい理由

まずは、なぜHSPが引きこもりになりやすいのか、その理由をご紹介します。

それがこちら。

  • 感覚過敏で生きづらい
  • 集団の中でストレスを感じやすい
  • まわりの環境に影響を受けやすい
  • メンタルの問題を抱えやすい
  • 普段から一人でいることを好む
スイ
スイ

あくまで私個人の経験をもとにですが、解説していきます。

感覚過敏で生きづらい

HSPは、生まれつき五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)のセンサーがとても敏感と言われています。

例えば、

  • 蛍光灯がまぶしく感じる
  • 大きい音に過剰に驚く
  • 喫煙者がいると臭いが気になる
  • 合わない服の素材に不快感を持つ
  • 刺激の強い料理が苦手

などの特徴があります。

スイ
スイ

非HSPが気にならないことも、HSPにとっては刺激が強く感じられてしまうんですね。

そのため、職場や学校などの選べない環境での感覚過敏からくる過剰なストレスに襲われ、

生きづらい…

しんどい…

と、日常的に感じてしまうことがあります。

スイ
スイ

ありとあらゆる情報に影響を受けやすいのが、HSPなんですね。

集団の中でストレスを感じやすい

集団の中にいると、ストレスを感じやすいのもHSPの特徴です。

もちろん人が集まれば意見も合わないこともあるし、対立が生じることもあるのですが、

HSPは平和主義で真面目な性格の人が多く、そのため人一倍集団の中でストレスを感じやすい面があります。

例えば、

  • 率直な意見を述べたい
  • 対立関係を仲裁したい
  • 別の案を提案したい
  • 間違いを指摘したい

といった場合、HSPは共感性が高いあまりにうまく自分の考えを相手に伝えることができずに、

我慢して相手に合わせてしまったり、相手の都合を優先してしまうことがあります。

スイ
スイ

HSPは気質がら、集団のなかでうまく立ち回ることが苦手なんですね。

また、うまく自己主張できたとしても、

あれでよかったのかな…?

誤解されてないかな?

嫌われたりしてないかな?

と、後から一人反省会をしてしまうこともよくあります。

まわりの環境に影響を受けやすい

HSPは共感能力が高く、人の感情にもとても敏感で影響されやすい性質があります。

イライラしている人がそばにいるだけで、そのイライラが伝わってきてしまったり、

怒られている人を見ると、まるで自分が怒られたかのように感じてしまうことがあります。

スイ
スイ

HSPは自他の境界線が薄く、他人の感情の影響を受けやすいんですね。

特に風通しの悪い職場だと、陰口や噂話にいちいち影響されてしまい、

しまいには、

自分も裏で何か言われているんだろうか…

と疑心暗鬼に陥ってしまうこともあります。

スイ
スイ

自分のいる環境に左右されてしまうのが、HSPの特徴なんですね。

メンタルの問題を抱えやすい

HSPは、抑うつ・不安症状や愛着障害などと関連が深いとされています。

というのも、

  • 共感能力の高さや刺激に対する弱さ
  • 繊細気質を持つ自分に対する自己肯定感の低さ

などから、メンタルの問題を抱えやすい一面があるんですね。

スイ
スイ

私自身も、不安障害やパニック障害などを経験してきました。

例えば、人前に出て話したりすることに異様な緊張感を覚えたり、

他人の目を気にしすぎて無理をしてしまうことで、

知らず知らずのうちに過剰なストレスを抱えこんでしまい、日常生活に支障が出てしまうこともあります。

スイ
スイ

個人差がありますが、HSPは傾向としてメンタル面で“脆さ”を抱えているんですね。

普段から一人でいることを好む

HSPは周囲の状況に影響されやすいので、どうしても一人の方が作業効率が高くなります。

職場や学校という環境の中にいると異様に体力を消耗し、効率よく作業することができなくなってしまうんですね。

スイ
スイ

そうすると、自然と家で一人きりになれる環境を選ぶことが多くなります。

休日も、

  • 外出するよりも家でまったり過ごしたい
  • 自分の部屋でゆっくり落ち着いた時間を過ごしたい

と、自分が好きな空間や落ち着ける場所で過ごすことを好む傾向があります。

スイ
スイ

HSP×引きこもりは、本来ものすごく必然的な、しっくりくる組み合わせなんですね。

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HSPが引きこもりになったときの対処法

それでは次に、HSPが引きこもりになったときの対処法をご紹介します。

  • 自分を責めない
  • 自分を癒す
  • 自分をよく知る
  • 自分に合った働き方を調べる
スイ
スイ

こちらも一つずつ解説していきますね。

自分を責めない

HSPが引きこもりになったときは、まず第一に自分を責めないことが重要です。

他の人よりも受け取った情報をじっくり深く感じる傾向があるHSPは刺激に弱く、

それだけ引きこもりになって当然の素質を持っていると言えます。

なので、

引きこもりになってしまった…

と自分を責める必要は全くありません。

外の世界はたくさんの刺激的な情報にあふれています。

他の人が気にならないことでも、HSPにとっては処理をするのに負担を感じてしまう刺激がたくさんあります。

引きこもりたくなって当然です。引きこもってしまって当然なのです。

スイ
スイ

なので、まずは引きこもりになった自分を責めないことが重要になるんですね。

引きこもりになった自分を決して責めない

自分を癒す

引きこもりになる時は、それほどまで頑張った状態と言えます。

頑張って頑張って限界まで達した状態が、“引きこもり”なんですね。

スイ
スイ

なので、まずはしっかりと自分を癒すことが重要になります。

自分の好きなことを思いっきりすることで、まずは自分を癒します。

心身的、経済的な理由から限界があるかもしれませんが、

できる限りの無理のない範囲で、まずは自分がやりたいことしたいことを思いっきりやってみます。

もしも何もしたくなかったら、“何もしない”、“ボーっとすること”を自分に許可してあげます。
スイ
スイ

自分を癒すことをないがしろにせず、まずは思いっきり自分のやりたいことをやってみます。

まずは自分をしっかり癒す

自分をよく知る

自分のことをよく知らないままでいると、ますます精神的に追い込まれてしまいます。

まずは自分をよく知ること

スイ
スイ

自分を知ることで、引きこもりになった状況は“逃げ”でも“甘え”でもないことがわかってきます。

引きこもることは“自衛”とも言えます。

スイ
スイ

つまり、引きこもることで自分をありとあらゆる刺激から守っているともいえるんですね。

そのためには、しっかりと自分を知ることが重要になります。

HSPとは何なのか、どういった特徴があるのか、強みは何か、弱みは何か。

自分は何をしている時が好きで、何をしている時はあまり好きじゃないのか。

自分の中で譲れないこだわりは何か。逆に他の人がこだわるところで自分が許せるところはどこか。

スイ
スイ

一度徹底的に自分を知る作業をすることで、自分の置かれた状況をポジティブにとらえることができます。

自分のことをよく知る

自分に合った働き方を調べる

HSPさんは、自分に合った働き方を見つける必要があります

個人差もありますが、HSPは時短で働く方が負担が軽くなり自分の力を発揮しやすいです。

スイ
スイ

世間一般でいう週5日8時間労働のフルタイムだと、どうしても限界を感じてしまうんですね。

なので、

  • フルタイム
  • 正社員

といったことにとらわれたり、

体力がない…

他の人みたく長時間働けない…

と罪悪感を持つのではなく、自分に合った働き方があると気持ちを切り替え探していく必要があるんです。

自分に合った働き方をきちんと調べる
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引きこもりも立派な才能!うまく活かして豊かになろう

これまでをまとめると、HSPが引きこもりになりやすい理由として、

  • 感覚過敏で生きづらい
  • 集団の中でストレスを感じやすい
  • まわりの環境に影響を受けやすい
  • メンタルの問題を抱えやすい
  • 普段から一人でいることを好む

といったものがありました。

また、HSPが引きこもりになったときの対処法として、

  • 自分を責めない
  • 自分を癒す
  • 自分をよく知る
  • 自分に合った働き方を調べる

といったものがあります。

もしも、

引きこもりになった自分はなんてダメなんだろう…

そう思ってしまったHSPさんがいたら、決してそんなことは思わないでください。

HSPの気質を調べれば、引きこもりになって当然の特徴だらけです。

スイ
スイ

どうか、引きこもりになった自分を責めないようにして下さい。

  • 普通は~
  • 世間では~

と考えるのではなく、繊細気質という個性を持っているだけととらえて下さい。

スイ
スイ

繊細気質はあくまでもHSPが持つ“能力”であり“財産”です。

うまく活かすことで、あなたはそのままの自分で豊かに幸せに暮らしていくことができます。

スイ
スイ

どうか自分を責めずに、繊細気質を強みに変えていってくださいね。

 

※私の引きこもりから社会復帰した詳しい経緯は、こちらの記事をどうぞ

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