突然ですが、HSPさんってモテますよね。
え?HSPってモテるの?全然そうは思えないんですけど…
と思ったそこのアナタ、いいえ、HSPさんはモテるんです。
…ただ、いまいち恋愛にいいイメージを持てないHSPさんもいるかと思います。
正直に言いますと、私自身HSPとして決してモテモテな人生を送ってきたわけでありません。
しかし、思わぬ好意を向けられて戸惑ったり、それによって振り回されてきた経験があります。
みなさんの中にも、
よかれと思ってしたことが、なんだか勘違いされている気がする…。
なかなか好きな人から好かれない!
なんて思ったことのある方も、いるのではないでしょうか。
そこで今回は、HSPがモテる理由9つとHSPが注意すべきことをまとめました。
また、HSPにはこんな人が合うよねという特徴もご紹介しています。
HSPはりっぱな魅力であり、武器になります。ぜひこの記事を活用して、素敵な恋愛を引き寄せちゃってください♡
HSPがモテる理由9つ
まず前提として、HSPの一般的な特徴に
- 人の気持ちに敏感
- 共感性が高い
- 洞察力がある
- 深く考え込む
といったものがあります。
もともとの気質として、HSPは人に対して誠実で優しいといった特徴があるんですね。
では、具体的にHSPのどういったところがモテやすいのでしょうか。
自分自身の経験やネット上の情報などを集めた結果、以下の理由が思い浮かびました。
それが、こちら。
- 人を喜ばせることが好き
- 相手に誠実であろうとする
- 聞き上手
- 相手の立場に立って物事を考える
- 相手に合わせようとする
- 誰とでも仲良くしようとする
- 自己肯定感が低い
- 感情を出すのが苦手
- 一人の世界を持っている
一つずつ見ていきます♪
人を喜ばせることが好き
HSP気質を持つ人は、人を喜ばせることが好きです。
HSP本で有名な武田友紀さんも本の中で、
繊細さんは「相手に喜んでもらいたいし、世の中をよくしていきたい」とごく自然に思っています。
『今日も明日も「いいこと」がみつかる「繊細さん」の幸せリスト』より引用
と書いています。
人に喜んでもらうと、心の底から嬉しくなります。
HSPにとって、自分が何かしてあげたことに対してポジティブな反応が返ってくると、
その共感性の高さから、人一倍嬉しく感じます。
またHSPは、相手の好みやこだわりなど相手が喜ぶことを見抜きやすい性質も持っています。
そして、
相手を喜ばせたい!
という思いから、特別な感情を持っていない相手に対しても、相手が喜ぶ行動を無意識にしてしまいます。
HSPさんは、特に好きな相手でなくても、相手を喜ばそうとしてしまうんですね。
相手に誠実であろうとする
HSPさんは、とにかく相手に誠実であろうとします。
たとえば、
と、とにかく相手に対して誠実でいようとするんですね。
時には苦手な相手にですら愛想よくしてしまい、疲れてしまうことすらあります…。
しかし、それが相手にとっては、“好きのサイン”にとられてしまうことがあります。
こんなに自分の話を聞いてくれるのは、“この人しかいない!”と思われてしまうんですね。
聞き上手
HSPさんは、聞き上手です。
なぜならHSPは、
など、とにかく聞き上手な一面があるからです。
逆に、カジュアルなことまで真剣にとらえて考えてしまうので、重く思われることさえあります。
そんな姿勢が、相手によっては“これって好かれてる?”と、思われやすいんです。
相手の立場に立って物事を考える
HSPは、相手の立場に寄り添った考え方をします。
例えば、過去に言われたことをよく覚えていて、その話題を絡めて相手に伝わりやすく話したり、
相手の好みに合わせて話題を変えたりします。
相手の立場に立って物事を考えることが、苦じゃないんですよね。
そんな姿が、
この人は自分のことを深く考えてくれる!
と相手に感じさせ、結果として誤解を生んでしまうことがあります。
HSPはときに、相手以上に相手のことを大事にしてしまうことがあるんです。
相手に合わせようとする
HSPは、基本的に相手に合わせようとします。
もし相手と意見が合わない場合、自分の気持ちよりも、相手の気持ちを尊重してしまうところがあります。
その根底には、自分が相手の期待に応えられないがために、
相手をがっかりさせたり嫌な思いをさせてしまうのでは…
という不安や怖れがあるんです。
相手に嫌われたくないという思いから、相手についつい合わせてしまうところがあります。
誰とでも仲良くしようとする
HSPは、人との争いを好まず、誰とでも仲良くしようとする傾向があります。
職場で浮いている人がいても、他の人と同じようになって陰口に参加したりせずに、フラットに接しようとします。
まわりからあまり評判の良くない人でも、良い所を見つけて付き合っていこうとするんですよね。
HSPにとって、人の陰口を言うのは抵抗がありますし、自分がされて嫌なことはしたくないという思いがあります。
それが周りの人と上手くやっているように見えるため、良い印象に繋がりやすいと思います。
自己肯定感が低い
HSPさんは、基本的に自己肯定感が低い傾向があります。
その自信なさげな態度が、場合によっては相手に
この人を守ってあげたい
という印象を持たせたり、“隙”を感じさせることもあります。
恋愛は、“庇護欲”をかきたてられることがきっかけになると言われています。
HSPとしては全く意図していなくても、“この人を守ってあげたい”と思われ好かれることがあるんです。
感情を出すのが苦手
HSPは感情を出すのが苦手な傾向があります。
自分の気持ちよりも、相手の気持ちが気になってしまい、なかなか本音を言うことができないんですよね。
言い換えると、HSPは感情的になることが少なく、それがまわりから“素敵だな”、“魅力的だな”と思われるんです。
また、感情を表に出さないことで、ミステリアスな印象を持たれることが多いように思います。
一人の世界を持っている
一人の世界をきちんと持っているところも、HSPならではの魅力だと思います。
そもそもHSPって、一人の世界を持たざるを得ないですよね。
HSPは日々いろいろな刺激に襲われ、心身ともに消耗してしまうことがしょっちゅうあります。
そんなとき、一人の世界を持つことで癒されたり安らぎを覚えたり回復したりする。
そうした姿が、精神的に自立しているように見え、
この人となら、ベタベタした関係ではなくお互いに自立した関係が築ける
と思われやすいんです。
一人の世界をきちんと持つHSPさんは、大人の恋愛対象として見られやすいということですね。
HSPが恋愛をする上で注意すべきこと
ここまでHSPがモテる理由を見てきました。
モテる理由から見えてきたことは、
ということです。
そこでここからは、そんなHSPが恋愛をする上で注意すべきことを見ていきます。
それがこちら。
- 無理をしない
- 自分に合った人を選ぶ
- 一人の時間を充実させる
- 境界線を設定する
- 気持ちを正直に伝える
- 断ることに罪悪感を持たない
順番に見ていきます。
無理をしない
相手を喜ばせることが自分の喜びになるHSPさん。
ついつい無理をしてまで、相手を喜ばせようとしてしまいます。
しかし、無理は禁物です。
少しでも疲れたなと思ったら、自分を優先して時間やエネルギーを使うようにします。
無理をしても結局後でツケが来てしまい、疲れすぎて動けなくなったり何もできなくなってしまいます。
好きな人を喜ばせたいと思っても、それはあくまで自分に余裕がある場合のみ、と割り切って考える必要があるんです。
自分に合った人を選ぶ
HSPさんの恋愛対象として、自分に合った人を選ぶ必要があります。
HSPに合う人は、主に以下の特徴があります。
- 自立している
- 感情的にならない
- いい意味で鈍感
- 人に期待しない
- 常識にとらわれない
- 強い執着やこだわりがない
- イヤなことも自然に受け流せる
- HSPに理解がある
まとめると、
が、HSPさんと相性がいいです。
逆に、それ以外の人から好意を持たれるとHSPとして疲れてしまったり、振り回されてしまう恐れがあります。
よく相手のことを見極めて、この人は違うなと思ったら迷わず心のソーシャルディスタンスを取りましょう!
もちろん個人差はありますが、ぜひ参考にしてみてください♪
一人の時間を充実させる
寂しいからといって、誰とでも人付き合いをしてしまうことはおすすめできません。
まずは一人の時間を充実させること。
一人でいる時間も楽しむことができれば、自然と恋愛関係で振り回されることはなくなります。
また、一人でも人生を楽しんでいる人って魅力的ですよね。
そんな魅力的な姿が、良縁をもたらしてくれることもあります。
境界線を設定する
HSPは、相手との境界線をきちんと設定することも大事です。
HSPは共感能力の高さから、どうしても相手のことを自分のことのように感じてしまいます。
相手がよい状態のときはいいのですが、落ち込んでいたり気分が沈んでいるとき、
一緒になって暗い気持ちになってしまいます。
しかし、たとえ恋人や好きな相手でも、境界線をきっちりと設定する必要があります。
気分が落ちているときにどんな人が励ましてあげられるかというと、前向きで余裕のある自立した人です。
相手との境界線をきっちり設定することで、自分を守ることのみならず相手も守ることができるんですね。
気持ちを正直に伝える
HSPさんは、思ったことをなかなか口に出して言えないことがあります。
ガマンしてガマンして、最終的に爆発してしまう、なんてことも…。
しかし、どちらか一方がガマンする関係は長続きしません。
どんな関係でも続いていくためには、思ったことを相手に伝える必要があります。
慣れないうちは、
と、普段の喜怒哀楽を相手に素直に伝えられるようにします。
そして、相手と合わないなと思う場面でも、なんでもYESと答えるのではなく、
と、距離を置いて冷静に自分の考えを伝えられるようにします。
断ることに罪悪感を持たない
HSPは、
- 人の気持ちに敏感
- 深く考える
といった特性から、相手の誘いやお願いを断ることに罪悪感を持ってしまいがちです。
それが好きな人ならなおさら、相手の望みを叶えてあげられないと落ち込んでしまいます。
しかし、望みを叶えるにも限度があります。
相手の期待に応えらえなかった。
自分の都合を優先してもいいのかな…。
と、ついつい相手に悪い気がしてしまうことがあるんです。
しかし、いちいち相手に対して罪悪感を持ってしまっても、身が持ちません。
HSPは、相手の都合を優先できないことを、普段からきちんと理解しておく必要があるんです。
お悩み①好意を持っていない人に勘違いされてしまった
誰にでも分け隔てなく優しくすることができるHSPさん。
ときとして、特に意識していない人から好意を寄せられることも…。
HSPさんは無意識に、相手に好かれるようなことをしてしまっている場合があるんですね。
そういう場合は、
といったことを意識することで、解決できることもあります。
お悩み②好きな人でないのに意識されると動揺してしまう
HSPは、好意のない人から意識されることで動揺してしまいます。
そのうちに、
あれ?私も相手のことが好きなんだろうか…?
と思ってしまうことも…。
しかし、好意を寄せてくる人と離れると、自分の気持ちもスーッと冷めていくので、
結局、相手の気持ちを“当てられて”いただけだったとわかります。
HSPさんは、相手の気持ちに“当てられ”やすく、影響を受けやすいんですね。
この場合は
この2点を意識すると、だんだんと振り回されることが少なくなってきます。
HSPはモテる!注意点に気をつけて素敵な恋愛をしよう
ここまでをまとめておきます。
HSPがモテる理由は…
- 人を喜ばせることが好き
- 相手に誠実であろうとする
- 聞き上手
- 相手の立場に立って物事を考える
- 相手に合わせようとする
- 誰とでも仲良くしようとする
- 自己肯定感が低い
- 感情を出すのが苦手
- 一人の世界を持っている
モテやすいHSPが恋愛をする上で注意すべきことは…
- 無理をしない
- 自分に合った人を選ぶ
- 一人の時間を充実させる
- 境界線を設定する
- 気持ちを正直に伝える
- 断ることに罪悪感を持たない
HSPさんって、人の気持ちが手に取るようにわかったり、人の気持ちに寄り添うのが得意ですよね。
得意というよりも、それが息を吸うのと同じくらい自然にできてしまうんです。
しかし、それが自然にできてしまうばかりに、時に思いもしない現象を引き起こしてしまったりします。
相手と自分の温度差が違っていることに、あとから気づくんですね…。
ただ、HSPさんがまわりの人に与え続ける優しさは、ひだまりのように温かく、尊いものだと思います。
せっかくもって生まれたすばらしい気質なのに、自分が嫌いになることは避けたいですよね。
なので、相手に優しくしたい、喜んでもらいたいという気持ちは大事にしつつも、
自分の気持ちを第一に優先して、考えていってくださいね。
人に喜んでもらいたいという気持ちは大事にしつつ、まずは自分を一番大事にしていきましょう!
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