友達と会う約束をしたのに、
なんなら自分から誘ったはずなのに、
なんだか会う日が近づくにつれ、憂鬱な気分になってしまう…。
そして、相手の都合でキャンセルになろうもんなら、残念どころかどこかホッとしてしまう…。
…あれ?私ってもしかして、社会不適合者…?
そんな経験はありませんか?
一人で過ごすのは寂しいなぁと感じるときだってあるし、
その友達のことが嫌いなわけじゃないのに、どうしても会う約束が億劫に感じてしまう…。
会いたいのに、会いたくない。
遊びたいのに、遊びたくない。
…だって、めんどくさいから。
こんなんじゃ私、一生ひとりじゃん…
ということで今回は、友達と遊びたくない症候群の原因と対処法をご紹介します。
原因を正しく理解して、友達と上手に付き合っていけるようにしましょう♪
という方は、その心理と対処法を学べますよ。
友達と会うのがめんどくさい症候群の原因
せっかく友達と会う約束をしたのに、なんだか会うのがめんどくさい…。
その背景には、いったいどんな心理があるのでしょうか。
考えられる原因がこちら。
- 自分に自信がない
- 頑張りすぎてしまう
- 気にしすぎてしまう
- “楽しいと疲れる”という発想がない
- 疲れることに罪悪感がある
一つずつ見ていきます♪
自分に自信がない
自分にイマイチ自信がないと、友達と会うのが億劫だなと感じてしまいます。
なぜなら、自分に自信がないので、友達が自分といて楽しいのか不安になってしまうんです。
自分と会ったところで、この人は楽しいんだろうか…
と、疑問に思ってしまうんですね。
自分は人を楽しませられるだろうかと考えてしまい、会うのが億劫になってしまうんです。
頑張りすぎてしまう
また、友達と会った時に頑張りすぎてしまう人も、人と会う約束が億劫に感じてしまいます。
例えば、相手の愚痴やネガティブな話題に対して、上手に距離を取ることができず、
話を聞いてあげなければ…!
と、最後まで聞いてしまったり…。
そうやって頑張りすぎてしまうと、だんだんと人と会うのがめんどくさいなと思ってしまいます。
というのも、
全力で楽しませよう!
と頑張りすぎてしまうので、その反動で疲れてしまい、人と会うのが億劫になってしまいます。
特に優しい人や繊細さんは、この傾向が強いです。
気にしすぎてしまう
いろいろと気にしすぎてしまう人も、人と会う約束がめんどくさくなってしまいます。
例えば、
- どこで会うか
- 時間は何時か
- どんなお店で会うか
- どんな服を着ていくか
などがいちいち気になってしまい、次第に人と会うことがめんどくさく感じてしまいます。
そんなの適当に決めればよくない?
と思われるかもしれませんが、特に優しい人や繊細さんなどは、
『○○時に××で会おう』ってなったけど、本当にそれで大丈夫かな?
と、相手はどう感じているのか気になってしまいます。
自分の住んでいる場所の近くまで来てもらう場合、申し訳ないなといちいち思ってしまいますし、
自分が○○へ行こうと誘った場合、それで相手は本当に満足なのかな?と考えてしまいます。
いろいろなことを気にしすぎてしまい、疲れてしまうんですね。
“楽しいと疲れる”という発想がない
また、“楽しいと疲れる”という発想がないと、友達と会うのがめんどくさいなと感じてしまいます。
本来、“楽しい”と“疲れる”はセットです。
楽しいことと疲れることは一緒なんですね。
どんなに心から楽しい!と思うことでも、楽しいことをすれば誰だって疲れます。
旅行だって趣味だって、一人だろうと複数だろうと関係なく、楽しいことは疲れるんです。
楽しい気持ちで過ごせたとしても、人は疲れてしまうんですね。
そのため、“友達と遊ぶ=楽しいけど疲れる”と考えていると、会うのが億劫に感じてしまいます。
もしも、友達といると異様に疲れる…とお悩みの方はこちらの記事をどうぞ。
疲れることに罪悪感がある
友達と会うと、楽しいけれど疲れるなぁ…。
そう思うのは当然です。
しかし、疲れることに対して“いけないこと”だと罪悪感を持ってしまうと、
友達と会うことが億劫に感じてしまいます。
人と会った後に疲れを感じるのは、よくないことだと思ってしまうんですね。
しかし、どんなに気の合う人といても、会っておしゃべりをすれば疲れます。
しかも、繊細さんや優しい人ならなおさら、いろいろと考えて疲れてしまいます。
どんなに好きな人でも気の合う人でも、ずっと一緒にいたらそりゃ疲れます。疲れていいんです。
人と会うことは体力を消耗するので、誰だって疲れてしまうんです。
友達と会うのがめんどくさいときの対処法
ここまで、友達と会うのがめんどくさいと感じてしまう心理や原因を見てきました。
それでは次に、友達と会うのがめんどくさいと感じたときの対処法をご紹介します。
それがこちら。
- 完璧を目指さない
- 相手ばかりに注目しない
- 時間を短く切り上げる
- 快適な環境を選べるようにする
- メリットデメリットを把握する
こちらも、一つずつ見ていきます!
完璧を目指さない
いくら気の合う人と一緒にいても、ちょっとした誤解や行き違いは起こり得ます。
友達とはいえ、所詮は他人なんです。
なので、完璧に楽しもう!と思ってしまうと、疲れてしまうことがあります。
相手を喜ばせたい、楽しい時間を一緒に過ごしたいと思うことは悪いことではありませんが、
あまりにもそれに集中しすぎてしまうと、疲れてしまいうまくいかないんですね。
まずは誰かと会っても、完璧を目指さないことが大事なんです。
相手ばかりに注目しない
相手ばかりに注目していると、当然ながら疲れてしまいます。
相手は楽しんでいるか?
相手に不快な思いはさせていないか?
と、ついつい相手のことばかり考えてしまいますが、そんな他人軸の状態では疲れてしまいます。
相手のことばかり注目するのではなく、自分が楽しいかどうかを基準に考えるようにします。
相手のことよりも、あくまで自分はどうありたいかに集中するようにします。
時間を短く切り上げる
人と会うと、どうしても疲れてしまいます。
たとえどれだけ仲のいい人であっても、ずっと話していれば疲れてくるのは当然です。
なので、なるべく会う時間を短く切り上げる工夫も必要になってきます。
たとえ相手がまだ話したそうでも、こちらが疲れたなと思ったら、遠慮せずに切り上げましょう。
もし切り上げることに罪悪感があるのなら、
などと理由をつけて、あらかじめ短い時間しか一緒にいられないことを伝えておきましょう。
時間を短く切り上げることも、一つの立派な防衛手段です。
快適な環境を選べるようにする
自分にとって快適な環境を選べるようにすることも、大事な要素になります。
友達と会うときはなるべく人混みや繁華街などは避け、人が少ないカフェなどを選びます。
また、
などの要素も疲れやすい原因になってしまうので、なるべく自分に合わない場所は選ばないようにします。
私は以前、店員さんが定期的にアルコール消毒していて、友達との会話になかなか集中できなかったことがありました。
とくにHSP(繊細さん)は、いろいろなことが気になり気が散ってしまい疲れてしまうので、
友達と会うときの環境選びは重要になってきます。
自分にとって快適な環境を選ぶことも、友達と楽しい時間を過ごす上で大事になってきます。
メリットデメリットを把握する
一人で過ごすこと、友達と過ごすことは、本来それぞれにメリットデメリットがあります。
それがこちら。
メリット | デメリット | |
一人で過ごす |
|
|
友達と過ごす |
|
|
どっちが上とか下とか、そういうことではないんですね。
あくまでもどちらに魅力を感じるか、どちらを重要視するかに過ぎません。
人と会いたいなぁと思うときもあれば、一人でいたいと思うときもあります。
そしてそれは、人それぞれであり、何が正解ということでもないんです。
人と会うメリットデメリットをしっかり把握することが大事なんですね。
友達と会うのがめんどくさいと感じるのはあなたが優しい証拠
友達と会うのがめんどくさい…
そんな風に感じてしまうのは、あなたが優しいからなんです。
あなたは決して、“冷たい人”だとか“社会不適合者”などではないのです。
相手に対して必要以上に責任を感じたり、楽しませようと気負ってしまった結果、
めんどくさいと感じてしまうのです。ただ、それだけなんです。
誰も悪くないのに、実にもったいない現象です…。
なので、あくまで気負わず背負わず、あなたはただ自分を楽しむことだけに集中して下さい。
繰り返しになりますが、友達とは言え赤の他人です。
なので、楽しい時間を一緒に過ごせればいいやと気楽に考えましょう。
気楽に構えることで、友達と会うことも悪くないと思えてきます。
あくまでも無理をしすぎず、自分が心地いいかどうかを基準に考えましょう。
それでも十分相手は楽しいですし、あなたと会うことに満足してくれるはずです。
どうかあなたまそのままでいてくださいね♪
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです😊
コメント